HOME  >   沖縄の高校力   >  [中部商業高校]九州屈指の強豪チームとして進化中。中学のライバルが今ではチームメイト

[中部商業高校]九州屈指の強豪チームとして進化中。中学のライバルが今ではチームメイト

2017年07月30日

LINEで送る

シンガク図鑑プレゼンツ
沖縄の高校力
●中部商業高等学校 陸上競技部

2017夏_高校力_中部商業メイン

九州屈指の強豪チームとして進化中。
一人ひとりが全国で戦える選手になるために
個人のレベルとチーム力を磨きたい

中学のライバルが今ではチームメイト。
高い志を持って切磋琢磨できる
仲間の存在がモチベーション

「生涯スポーツ科」でより高いレベルを目指す

昨年の沖縄県高等学校新人陸上競技大会にて、男子・女子ともに総合優勝した中部商業高校陸上競技部。アベック完全優勝という偉業を成し遂げ、男子は14年ぶり4回目、女子は3年ぶり7回目と、これからの躍進に期待が寄せられる。中部商業陸上競技部の強さの理由はどこにあるのか、部を率いるメンバーに話を伺った。「中部商業陸上競技部は、県の陸上競技強化指定校に指定されています。先生の指導力はもちろん、専門的な設備や練習メニューなど、陸上に専念できる環境が整っているところが特長です(識名)」。さらに中部商業の『生涯スポーツ科』では、週に2日、5・6限目が部活の時間に当てられる。「部員のほとんどが生涯スポーツ科で、みんなより高いレベルを目指して集まった人ばかりです。県内で成績を残してきた選手とチームメイトとして練習が積めるところも強みだと思います(岩永)」。

礼にはじまり礼に終わる。協調性も選手として不可欠な要素

朝練前の掃除や校門一礼運動など、礼儀や挨拶を大切にしているところも同部の特長のひとつ。「陸上は個人競技であるようで、協調性やチーム力が必要な競技です。アベック優勝をした県大会後の全九州新人陸上競技大会では、男子が総合優勝することができました。これは、県大会優勝後のいい雰囲気がチームにあったからだと思います。チームの力が個人の力になって、いい雰囲気で大会に挑めた結果だと思います(阿利)」。「頑張っているチームメイトの姿は自分のモチベーションになります。全国レベルの選手を目指すことが自ずとチームの力に繋がると思っています(古波蔵)」。試合で県外に出ることも多いという同部。毎年行われる九州合宿では、同じ競技の選手が学校の垣根を超えて一緒に練習を積んでいる。「陸上を通して、他県の友達ができたことも貴重な経験です。合宿で知り合った熊本県出身の先輩とは、今でもやりとりをしています。先輩の励ましに応えるためにも良い成績を残したいです(識名)」。部の今後の目標は県大会、九州大会の完全制覇と、全国大会入賞。陸上を通して出会った仲間、支えてくれる家族を糧に、これからも個人としてチームとして成長を続けていく。

2017夏_高校力_中部商業サブ1
目の前にある自分の課題をひとつひとつクリアして「最後の年に結果を残したい」と目標を語ってくれた。
2017夏_高校力_中部商業サブ2
部のスローガンは「黄金伝説 今 ここから」。チーム一丸となって伝説に挑む。


profile
古波蔵 玲奈 Rena Kohagura
生涯スポーツ科3年。「400m種目で県内と九州で優勝して、全国で通用する選手になることが目標です」。

岩永 留奈 Runa Iwanaga
女子部長。生涯スポーツ科3年。高校総体100m種目での二連覇が目標。「11秒台を出して全国ファイナリストになりたいです」。

阿利 喜多留 Kitaru Ari
生涯スポーツ科3年。高校進学のために石垣島から本島へ。「走幅跳で全国入賞し、将来は指導者でも全国レベルの選手を育てたい。です」

識名 黄羅 Kira Shikina
男子部長。生涯スポーツ科3年。「800m種目で自己ベストを更新して記録を残し、大学でも陸上を続けたいと思っています」。

【実績】
● 2017年 日本ジュニア室内陸上競技大阪大会 走高跳 優勝
● 第34回 全九州高等学校新人陸上競技大会 男子総合の部、フィールドの部 優勝
● 第43回沖縄県高等学校新人陸上競技大会 男女共に、総合の部、トラックの部、フィールドの部、完全優勝
● 第31回 沖縄県高等学校対抗 秋季陸上競技大会 男子総合の部 優勝