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チアダンスは「マインドこそが大切」|具志川高校

2016年02月08日

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シンガク図鑑プレゼンツ
沖縄の高校力
●具志川高校 チアダンス部

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手前左:宮良 栞菜さん/手前真ん中:中石 里緒菜さん/手前右:安慶名 千幸さん

interview

一つ一つにやる事の意味を持って取り組む
キラキラした笑顔で学校と地域を元気にする
チアダンスで部員全員の魅力全開!

チアで得た表現力は自分たちも元気になる。
魅力的な自分になれるチアダンスを知ってもらいたい

チアダンスはあまり聞きなれない競技だが、具志川高校では11年目を迎える。卒業しても面倒見の良い先輩たちが後輩育成をするという特色ある部活動の魅力について部長の中石さんをはじめ、宮良さん、2年生の安慶名さん三人にダンスの魅力について聞いてみた。

チアダンスは競技者の笑顔で勝負
チームワークとスピリットが大切

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華やかな舞台の裏側では地道なフォーメーションの練習が続く。その中でも笑顔を忘れない。

「とにかく女子力がすごいです」と語るのは後輩の安慶名さん。「キラキラした表情がなんとも言えない」と入部のきっかけを話す。地域の祭りやイベントには多方面から声がかかるほど具志川高校ダンス部は一目置かれている。ダンスを指導するのは、専門の指導者ではなく卒業した歴代の先輩たち。皆学校や仕事の合間を縫って具志川高校に訪れ、後輩達の指導にあたる。また正月の時期には、毎年歴代の先輩たちが集まり現役生もみんなで交流会をするのだとか。先輩と後輩の繋がりが蜜であることが、チームワークの良さの秘訣のようだ。チアダンスは「マインドこそが大切」だと語る。誰もが魅力的になれるチアダンスは、踊る側も見る側も元気になれる笑顔の競技だといえるようだ。

一人一人が輝いていく
具志川高校チアダンス部の魅力

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「絶対神戸!」と笑顔で叫ぶ。合図と同時に息のあった声が響き渡り大会へ向けての思いを表現

具志川高校ダンス部はチアダンス、創作ダンスと両方の競技へエントリーする。創作ダンスの大会では一番大きな神戸大会。毎年神戸を目指して約半年間かけて舞台演出、衣装制作、音楽の設定などを行う。「特に衣装はみんなで協力して1から制作します。裁縫が段々上達していくので一石二鳥ですよ!」と笑う中石さん。その間も地域や学校イベントにも出演したりしながら県予選へ向けて準備を進め1月の本番を迎える。大きな大会に向け、それぞれ壁にぶち当たってしまう事もある。「技術が上達しなくて苦しかった時、先輩に相談すると”動画を撮って確認すると良い”とアドバイスを貰ったんです。それからはひたすら自分のダンスを撮って改善していきました。あの時先輩に相談して本当に良かったと思います」と宮良さん。的確な指導をくれる先輩や真剣にダンスに打ち込む向上心。具志川高校チアダンス部の魅力は、ダンスだけではないようだ。「もう少しで引退だけど最後まで楽しくダンスをしたい。引退しても後輩が困らないようにサポートしていきたい」と先輩二人からのエールに「チアダンスはまだまだ知られていないのでたくさんの人に知ってもらえるように頑張りたい」とバトンを渡された安慶名さんは笑顔で答えた。

profile
中石 里緒菜 Riona Nakaishi
普通科3年 ダンス部部長
中学時代はバドミントン部に所属していたが高校からは団体競技がしたいと思っていたところ母からのすすめもあって入部

宮良 栞菜 Kanna Miyara
普通科3年
なぜか入部後は「かわいくなった」と褒められるからうれしい「1年もすると表情が豊かになった気がする」と語る

安慶名 千幸 Chisachi Agena
普通科2年
部活紹介の時、先輩の笑顔やキラキラした表情に惹かれて入部