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優秀な選手を育てる指導者になりたい!|糸満高校

2013年11月15日

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シンガク図鑑プレゼンツ
沖縄の高校力
糸満高校 水泳部

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左・伊敷竜太くん/中上・冨名腰 和真くん/中下・内山 和昭くん/右・伊敷竜治くん

interview

後輩たちを指導することが
自分の泳ぎを見つめなおすきっかけに!

大学でも水泳を続け、後に続く優秀な選手を育てる指導者になりたい!

幼い頃から水泳を始め、同じスイミングスクールに通う内山くん、伊敷兄弟、冨名腰くん。小学生の頃からチームを組んできた4人は息もぴったり!個人はもちろんメドレーでも力を合わせ、数々の大会で名を残している。現在は部活を引退し、進学に向けて頑張っているみなさんに高校生活を振り返ってもらった。

指導者不在の水泳部で
部員20人をけん引

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長年のチームワークで、和気あいあいとした雰囲気の4人。メドレーではみんなの想いをつないで、結果を残してきた。

糸満高校には水泳を指導できる先生がいなかったため、4人が中心になってほかの部員たちに指導してきた。「人に教えることで、自分の泳ぎをもっと追及するきっかけになりました」と竜治くんが話すと、「自分がイメージするいい泳ぎができているかを深く考えるようになったおかげで、みんなタイムが伸びたんですよ」と、思わぬ効果を喜ぶ内山くん。
学校では軽く泳いで体を慣らす程度で、部員たちの指導に専念。その後スイミングスクールへ移動し、自分たちの練習を続けていた。


4人に続く選手を育成!
それぞれが進む指導者への道

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0歳から水に入っていたという部長の内山くんは、「水泳を通して、続けることの大切を知りました」と話す

「後輩たちを指導することで、人に教える喜びを知りました」という伊敷兄弟。竜治くんは大阪の大学院に進むことが目標で、将来は大学で本格的に水泳を教えたいと意欲的だ。竜太くんは福岡の大学に進学し、教師として部活動で水泳指導をしたいと話す。ずっと一緒だった双子が初めて別々の道を歩む不安もあるようだが、その顔は希望に満ち溢れている。
「実力のあるみんなが引っ張ってくれたおかげで、練習はきついけれど楽しく部活動ができました」と話す冨名腰くんは、大阪の大学への進学を目指している。
「高校で出会った体育の先生のおかげで人生観が変わり、その先生に憧れて教師を目指しています。将来は糸満高校に戻って、後輩の指導にあたりたい」と語る内山くんは、長崎の大学へ進学する。
「最後に後輩たちへのメッセージを」と聞くと、表情を曇らせる4人。「最近の大会は、ずっと那覇西高校が総合優勝していて、今年は2点差のところまで追いついたのに…」と悔しがる。「だからこそ、後輩たちには『打倒!那覇西!!』を目標に頑張ってほしい」と激を飛ばす。今後の4人と糸満高校水泳部の活躍が楽しみだ。



profile

内山 和昭 Kazuaki Uchiyama
普通科3年、水泳部部長、バタフライ。0歳の時、肺の病気がきっかけで水泳を始める。水を怖いとは思わずに楽しんでいたそうで、3歳から本格的に始める。
【実績】
・2013県総体100mバタフライ優勝
・2013県総体200mバタフライ優勝(3連覇)

伊敷 竜太 Ryuta Ishiki
普通科3年、背泳ぎ。幼い頃ぜんそく気味で医者から水泳を勧められ、幼稚園のときにスイミングスクールに入校する。最初は水が怖ったそう。
【実績】
・2013県総体200m背泳ぎ優勝(3連覇)

伊敷 竜治 Ryuji Ishiki
普通科3年、平泳ぎ。水泳をしていた兄弟の影響で、幼稚園の頃から水泳を始める。小学2年から選手コースに入り、本格的に水泳を始める。
【実績】
・2013インターハイ100m背泳ぎ8位

冨名腰 和真 Kazuma Funakoshi
普通科3年、自由形。4歳の頃、家族で遊びに行った滝で溺れたことがきっかけで親に勧められ、スイミングスクールに入校して水泳を始める。
【実績】
・2011県総体1500m自由形優勝
・2013県総体400m自由形2位

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