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鍼灸師

2014年02月20日

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東洋医学の技術を生かして多方面で活躍する療法士

鍼灸師とは
鍼灸師とは、治療を目的としたはり業、きゅう業が法律的に認められた職業で、はり師・きゅう師の国家資格保持者を指します。中国伝統医療をルーツにもつ鍼・お灸は、病気や症状に合わせて身体にあるツボ(経穴)を鍼やもぐさなどで刺激し、症状の緩和や自然治癒力を高める治療法です。鍼灸治療は医療や介護、スポーツ、美容分野でも取り入れられ、資格取得後は様々な分野の職場でその術を生かすことができます。

鍼灸師になるには
鍼灸師になるには、文部科学大臣または厚生労働大臣認定の養成施設や専門学校などで3年以上学び、はり師・きゅう師の国家試験の受験資格を得ることが必要。はり師・きゅう師の試験は同時に受けることが可能です。試験合格後に免許申請の手続きを行い、厚生労働省への名簿登録が完了したら鍼灸師として仕事をすることができます。主な勤務先は鍼灸マッサージ院、接骨院、整形外科、介護施設、スポーツジムなど。治療院などに就職して技術を学びながら開業を目指すのが一般的です。

鍼灸師

鍼灸師の活躍の場
鍼灸マッサージ院・・・機能回復を目的とした治療を実施。患者一人ひとりの症状に合わせて鍼やもぐさを用いて身体のツボを刺激し、自然治癒力を促進させます。
介護施設・・・高齢者を対象に、ケアマネージャーやホームヘルパー(各種資格取得が必要)も兼ねて、介護を中心とした治療を行います。
スポーツジム・・・鍼灸治療でスポーツ選手の疲労や怪我の回復をサポート。スポーツトレーナーの資格があれば、トレーナーとして選手のコンディション管理やトレーニングの指導なども行います。

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