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精神保健福祉士

2014年02月18日

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障害を抱えた患者と社会、医療をつなぐ架け橋的な存在

精神保健福祉士とは
精神保健福祉士とは、精神保健福祉士法により定められた国家資格で、「精神科ソーシャルワーカー(PSW)」とも呼ばれています。医師や看護婦のように治療を中心に行う専門職ではなく、保険及び福祉に関する知識をもった福祉の専門職として、精神障害者の自立や社会復帰への促進、その家族が安心して生活できるようサポートするのが主な仕事です。

精神保健福祉士になるには
精神保健福祉士になるには、まず国家試験の受験資格を取得することから始めます。取得ルートはいくつかありますが、以下のルートを参考に、自分に合った受験方法を探してみましょう。
1.福祉系4年制大学で、受験資格に必要な科目を履修する。
2.福祉系短期大学や専門学校で必要科目を履修し、相談援助の実務経験を積む。
3.大学を卒業後、精神保健福祉の養成施設に入り必要科目を履修する。
4.短期大学卒業後、指定施設にて1~2年相談援助の実務経験を積み、精神保健福祉の養成施設に入り必要科目を履修する。

受験資格を取得し、試験に合格後、所定事項について登録を受ければ精神保健福祉士として働くことができます。勤務地は総合病院の精神科、精神科診療所、保健所、医療機関を併設するデイケアセンターなどがあげられます。

精神保健福祉士

精神保健福祉士の活躍の場
精神科病院・・・受診・入院患者とその家族の生活状況など、医師の診察に必要な情報をヒアリングし、経済的な問題や日常的な相談にも対応。患者が退院した後は、住居や就職先の確保など生活支援を行います。
精神科診療所・・・患者の精神面や生活状況をヒアリングし、デイケアで生活や家族支援を行います。
保健所・・・精神科の受診や相談援助、訪問活動などを実施。

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