HOME  >   県外進学   >  [福山大学]原点は入院していた子ども時代の自分。栄養満点の食事で、療養中の子どもを笑顔にするのが夢

[福山大学]原点は入院していた子ども時代の自分。栄養満点の食事で、療養中の子どもを笑顔にするのが夢

2019年12月09日

LINEで送る

キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
福山大学


「病院実習では瀬戸内海の島にある病院へ。現地に泊まり込み、病院食の調理の手伝いや栄養指導を見学。やっぱり病院で働きたいという思いが強くなりました」。

interview

未知の分野へチャレンジを恐れるな!
ワクワクできる自分でいたら、全てが楽しい。

元気はつらつで大学の仲間たちからも愛されている洲鎌くん。「でも子供時代は体が弱く入院生活が多かったんです」と意外な過去を告白。辛かった病院生活での楽しみがご飯とテレビアニメ。そこで彼の心をとらえたのが海賊で料理人というキャラクター。料理関係の仕事につきたいという目標を抱くきっかけになった。その後、管理栄養士のことを知り「面白そうだ」と考えた洲鎌くん。でも当時の沖縄には管理栄養士をめざせる4年制大学はなく、内地の大学を色々調べて見つけたのが福山大学だった。「奨学金制度が充実しているのが最大の魅力でした。僕は学費の4割が軽減される奨学金を利用。成績を落とすと受給されないので緊張感はありましたが、無事4年間受給することができてホッとしています」と爽やかに笑う。沖縄を出る時は、心配よりワクワクが優った。初めての雪の日は口を開けて自転車で駆け回ったし、大好きな釣りでは釣果を包丁でさばいて仲間に振る舞うのが楽しくて仕方ない。将来の目標は病院の管理栄養士。原点はやはり入院していた子ども時代の自分。美味しくて栄養満点の食事で、療養中の子どもを笑顔にするのが洲鎌くんの夢だ。

マイ包丁が欲しくて、沖縄にある鍛治工房で作ってもらった南島型シマ包丁。海人が漁労で使っていたもので、魚を捌くのに重宝している。
管理栄養士の国家試験に向け、学科でも試験対策の授業が中心に。卒論では運動パフォーマンスが上がる栄養素の研究を考えている。


profile

洲鎌 洸平 Kouhei Sugama
沖縄県立浦添高等学校出身。福山大学 生命工学部 生命栄養科学科4年。「沖縄出身者は少ないですが、県人会があります。入学してすぐの新入生合宿ですぐ友達ができたし、内地で友達を作りたいならオススメの大学。気さくな人が多いですよ!」

【保護者からのメッセージ】
洲鎌 哲也さん(父)


バイトを掛け持ちしながら勉強も頑張っていて
本当に凄いと思います。見習いたいくらいです!(笑)

小学校に上がるまでは寒くなると喘息が出て入院する事も何度かあって、病院で一緒に年越ししたのを覚えています。進学の話をしだしたのは高校3年生になってからだったんですが、管理栄養士の道に進みたいという事で学科が沖縄には無かったので、学校の制度などを自分で調べて学校を決めました。元々シッカリした子ですし、県外に行く事は私達も賛成だったので県外進学に抵抗はありませんでした。失敗しようが成功しようが、本当に自分のやりたい事を後悔の無い様にやっていって欲しいです!

▼福山大学の学校情報はコチラ▼
資料請求

▼GO TO SCHOOL!!2019年7月号はこちら▼
http://www.55shingaku.jp/hands/book/gts2019-07/