キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
秀明大学
「元々、沖縄から出たいなんて思っていなかったんです」という與那覇さん。
「県外に出てみないと分からない事もあるので、一回出てみて損はないですよ!」。
「人を喜ばせることが好き」な気持ちを胸に、
観光の仕事に就く夢を叶えたい!
観光県である沖縄で生まれ育った事から、昔から観光に携わる仕事がしたいと思っていた與那覇さんは、観光科のある高校に進み、卒業後も観光について学びたいと考えていた。地元の大学への進学も考えたが、視野を広げたいという事と、英語を学べる学校に行きたいと思った事から、5ヶ月間の英国留学制度がある秀明大学観光ビジネス学部への進学を決めた。今年の5月から9月まで英国・カンタベリーへ留学した與那覇さんは、英語漬けの毎日を送った事で英語力の向上に繋がったと話す一方で、まだまだトレーニングが必要だと次の課題も見つけた様子。英国での夏休み中には、イタリアなど欧州諸国を旅行したそうだが、初日からストライキに遭遇するなどハプニング続きだったのだとか。でも、それも楽しい経験だったと笑顔を見せる。11月にはサービス接遇検定を受験する予定であるため、今後も忙しい毎日が続くが、夢に向かって努力している友人達の姿に、「私も頑張るぞ!」と刺激を受けるのだという。人を喜ばせることが好きだという與那覇さんからは、地元・沖縄でガイドなど観光の仕事をするという目標に向かい、着実に歩を進めている様子が伺えた。
與那覇 未来 Mirai Yonaha
沖縄県立浦添商業高等学校出身、秀明大学 観光ビジネス学部2年。與那覇さんの夢は、将来、ガイドなど観光に携わる仕事をすること。取材時、5か月間の英国留学から帰国したばかりだった與那覇さんに、進学のきっかけや学校生活について聞いた。
【保護者からのメッセージ】
與那覇 須賀子さん(母)・政良さん(父)
県外の子達と上手くやっていけるのか心配でしたが
すぐに打ち解けててビックリしています。
音楽が好きで、4年生の時に始めた管楽器を今もサークルで続けています。高校3年生の時に県外進学の話を始めて関西か関東かで悩んでいたのですが、何校かオープンキャンパスに行って今の学校に決まりました。県外に行ってからは、お金をやりくりしながら自炊もしてるみたいで、生活面や考え方にも成長を感じています。昔から人の喜ぶ姿を見て自分も喜ぶタイプの子で、今は沖縄を離れて沖縄の良さも感じているみたいなので、県外で学んだ事を沖縄の観光産業に活かして、沖縄を良くして欲しいと思います。頑張って!
▼GO TO SCHOOL!!2018年10月号はこちら▼
http://www.55shingaku.jp/hands/book/gts2018-10/