キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
関東学院大学：本部 太一くん

同じ大学の同学年の沖縄出身者でLINEグループを作ってやり取りしている。グループの人数が少しずつ増え、現在は13名になった。

今は夢への準備期間。沖縄で土木関係の仕事に就く夢を、
絶対に叶えます！

土木に携わる父の仕事を小さい頃から見てきた事から、自分も同じように土木の仕事をしたいという夢を抱いてきた本部くん。高校一年の秋には早くも進学について考え始め、土木を学べる県外の大学に行こうと決めていた。「色々な大学を調べましたが、関東学院大学には土木関連の学科があり、指定校推薦もあった事が進学の決め手になりました」。両親は以前から「県外の大学に行きなさい」と言っていたため、本部くんの決断を応援してくれたという。進路を決めた本部くんは、友人達にも大学進学を勧めたそう。その結果、この大学に5、6人の友人が進学する事になったのだとか。入学後は他県出身の友人もでき、交流の幅が広がったという本部くんは、「他県の文化を知る事も大切な学びだと思います」と話す。「卒業後は沖縄で仕事をするつもりですが、まだ2年生なので、就職活動や資格試験の勉強はしていません。将来は、地元に帰り県や市の職員として土木関連の仕事に携わりたいと考えているので、公務員試験を受けるつもりです。そのために、まずは基礎となる学部の勉強を一生懸命頑張ろうと思います」と目標を話してくれた。

「内地の沖縄食材は高すぎるんです」と話す本部くんは、実は料理好き。家では様々な料理を作るが、定期的に沖縄のものが食べたくなる。中でも欠かせないのが、コンビーフハッシュ。帰省したときに大量買いしてストックしておき、料理に使用する。また、MAYFAIRも欠かせない。こちらも沖縄で買い、ストックしておく。

本部 太一　Taichi Motobu
沖縄県立浦添高等学校出身、関東学院大学理工学部土木・都市防災コース2年。お父さんが土木関係の仕事をしていることから土木に興味を持った本部くん。将来、土木に携わる仕事がしたいと考えており、現在はその基礎となる知識を身に付けるべく日々勉強に励んでいる。

【保護者からのメッセージ】
本部 明美さん・八重子さん・ココア（3歳）

心身ともに健康で周りへの感謝を忘れずに
楽しい学生生活を送ってほしいです。
土木関係の仕事をしている祖父と父の姿を見て、自分も土木の分野に進みたいと思ったようです。広い世界に出て、いろんなことを学んでほしいという想いで県外進学を後押ししました。大学でも友達や先生に支えられて頑張っているようです。沖縄に帰ってくる度に、人としてたくましくなっていく様子を感じて親として嬉しい想いです。これからもいっぱい学んで挫折もして、人として成長を続けてほしいです。沖縄に帰ってきたときは、おばあちゃん手作りの油みそをたくさん作って待ってます!

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