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[京都学園大学] 会いたい人に会えるのが、県外に出る一番の魅力

2017年10月13日

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キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
京都学園大学:東江 璃子さん

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4年生からは、遺伝子やタンパク質の機能を分析・研究する分子生物学研究室に入る予定だという東江さん。「研究室の先生のご好意で、4年生の研究をときどき覗かせてもらえる事も。先生の優しさに感謝です」。

interview

3月は鳥取の学会、4月は東京の研究所へ。
県外に出たからこそ出来た冒険ですね。

高校時代に統合失調症という心の病に興味を持った東江さん。本などを読むうちに、この病気には遺伝子が関係していると知り、遺伝子工学が学べるこの大学へ進学した。現在の彼女の目標は、統合失調症のメカニズムを解明する事。「そうすれば治療につながるし、この病気への悪いイメージを減らせる」と考えるからだ。そんな高い志を抱く彼女だが、「統合失調症研究の最前線を知りたい!」と思うあまり、なんと3月に鳥取県で開催された統合失調症学会を聴講に。さらにその学会に出席していた、統合失調症研究で有名な大学院の先生に直接話を聞く機会を得たというのだ。「ダメもとでメールしたら、快くお時間をいただけて」と微笑む東江さん。さらに4月には、その学会に出席していた別の学者に会うために東京にある研究所に出かけたという。「実はこの先生、私が統合失調症に興味を持つきっかけとなった方なんです。研究所も案内してただけて感動しました! 会いたい人に会えるのが、県外に出る一番の魅力だと思います」としみじみ語る東江さん。5月には京都大学の研究室を訪ねる予定だとか。研究者を目指す彼女の冒険は、これからが本番のようだ。

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英語の授業で使用する英語の研究書。紙袋が破けるほどの重さに、取材班もびっくり!
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3年生からは週4日、終日実験に取り組むカリキュラムに。DNAの複製など遺伝子研究の基礎となる実験で毎日が忙しい。

ライフ左


profile
東江 璃子 Riko Agarie
沖縄県立具志川高等学校出身。京都学園大学バイオ環境学部バイオサイエンス学科3年。「私を応援して、こまめに電話してきてくれる両親に感謝。忙しくてなかなか沖縄に帰れないけれど、おばあちゃんの手づくりおやつが食べたいな」。

【保護者からのメッセージ】
東江 守さん・美枝子さん・ハツ子さん・ゆず(11歳)・あんこ(8歳)

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今のモチベーションを持ち続けて
大学院を目指して頑張れ!

いろんなことをやりたがって、テレビのニュースを見てわからないことがあると何でも質問してきたり、勉強面に対しても小さい時から積極的な子でした。県外に出ることは心配もありましたが、やりたいことをやるのが一番なので、これからも親として精一杯応援しようと思っています。大学で学んでいることをイキイキした表情で話す姿を見るととっても嬉しいです。大学卒業後は、大学院進学を目指しているようですが、今のモチベーションのままこれからも頑張ってほしいです。

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