キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
滋賀県立大学:上原 佳那子さん
「自分の夢ややりたいことを友達や先生に話すことで、意見をもらえたり希望に合う学校を紹介されたりと、夢を叶えるためのきっかけに出会うチャンスが増えると思います!」
「応援してくれる家族や友達がいるから今の環境がある。
留学のチャンスをくれた沖縄にいつかお返しがしたい!」
中学生の頃から留学をしてみたいと考えていた上原さん。
高校3年生の夏には沖縄県の奨学金留学制度を利用し、1年間のスウェーデン留学を経験した。「お世話になったホストファミリーの生活や家族の繋がり、現地で見た住宅や家具やインテリアの素晴らしさに大きな影響を受けました。自分が見てきた良いものを少しでもたくさんの人に伝えたくて、その頃から住居やインテリアのデザイナーになりたいと思うようになったんです。」大学の進路選択のときには、総合大学でデザインが学べる学校を探したという。
「美大でデザインを学ぶという選択肢もありましたが、いろんな人がいる環境でデザインが学んでみたいと思って、滋賀県立大学に進学することを決めました。希望する学科がありましたし、広々として綺麗なキャンパスで学べることも決め手になりました。大学卒業後は、自分の経験のために県外で就職することも考えていますが、何年か経験を積んだら将来は沖縄に戻って仕事がしたいと思っています。私の人生の中で一番の経験となった留学のチャンスをくれた沖縄に、少しでもお返しできたらなって思っています。」
沖縄県立那覇国際高校出身。
滋賀県立大学 人間文化学部生活デザイン学科3年。
高校3年生で1年間のスウェーデン留学を経験。
「スウェーデンへの留学は私にとって大きな経験になりました。
留学と県外進学、どちらも応援してくれた家族に今一番感謝しています」。
【保護者からのメッセージ】
上原 孝子さん
もっと色々吸収して成長してね。
海外留学も賛成です!
好奇心旺盛で、なんでも自分で計画立ててやる子どもでした。高校生の時にスウェーデン留学も経験していますし、県外に進学したいと聞いた時もとくに反対はありませんでした。大学に入ってからも、毎日忙しく、楽しんでいるみたいです。佳那子の弟も滋賀県に進学していますし、もちろん寂しい気持ちはありますが、その面では安心ですね。せっかく県外に進学したので、いろんなものを見て、いろんな人にあって成長して欲しいと思っています。
この記事は「GO TO SCHOOL!!夢実現マガジン」2012年10月号より転載しています。