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大好きな沖縄の役に立ちたい 長嶺 良平くん

2013年03月02日

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キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
近畿大学 長嶺 良平くん


帰省中に母校の昭和薬科大学附属高等学校にて。
「学校生活も部活もすごく充実していて楽しかったです。大切な仲間もできました。ここにくるとほっとしますね」

interview

大好きな沖縄の役に立ちたい
税理士目指して猛勉強中!

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高校の進路指導室の先生と。「近況報告うれしいです。元気そうで安心しました」と比嘉先生(写真中央)、大城先生(写真右)

中学高校の6年間は、まさに野球漬けだったと話す長嶺くん。
高校3年生で引退し、進路を考えた時に、「やりがいがあって世の中の役に立つ仕事につける学校に行きたい」と思った。そこで思いついたのが税理士への道だったが、当時理系コースで学ぶ長嶺くんにとっては、大学の文系学科を受験するにあたり、文系科目が足らないという大きな壁にあたってしまう。しかし、色々調べている内に、近畿大学の産業理工学部が、理系学科でありながら経済学が学べるところであるということが分かり、進学を決心。県外進学を最初は反対した両親も「良平がやりたいことなら」と、今は一生懸命応援してくれている。

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いつも手帳に入れて持ち歩いている高校時代の野球部仲間との写真

「大学は福岡にありますが、郊外なので環境もいいです。先生方もユニークな人が多くて、学校は楽しい」と、税理士を目指して、初めての簿記に取り組んでいると話してくれた。そんな長嶺くんの楽しみは、毎日学校やバイトが終わったあとに、高校時代の友達にかける電話。「県外に出てみてますます沖縄が好きになりました。沖縄の友達と話すと元気になります」と笑う。「将来は絶対税理士になって、沖縄に貢献できるようになりたいです」

ライフデータ

profile

長嶺 良平 Ryohei Nagamine
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昭和薬科大学附属高等学校卒業。
近畿大学産業理工学部経営ビジネス学科1年。
中学高校の6年間は野球部に所属し、野手として活躍した。また、5人兄弟の長男で家族からも頼りにされる存在。「将来は絶対沖縄に戻ってきて、家族や地元に貢献できる人間になりたいです」


GTSbook


【保護者からのメッセージ】
長嶺 直美さん・向くん
kinki_hogosya兄弟の面倒見もいいお兄ちゃんです
自分のやりたいことに向って頑張って

子どもの頃から行動派で、結構距離があるおばあちゃんの家まで歩いて行ったりしてましたね。歩くことが好きで、それは今も活かせてるみたいです。中学高校が私立だったので、経済的な面からも、できたら県内で進学して欲しかったんですが、本人の強い希望で決めたことだったので、今は応援しています。とくにスカイプは便利ですね。顔を見ながら話もできるので安心です。まだ1年生なので、これから色々経験して、本当にやりたいことに向って頑張ってね。

この記事は「GO TO SCHOOL!!夢実現マガジン」2012年10月号より転載しています。