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今以上に機材について学び、カメラワークの勉強も…眞榮平 綾乃さん

2013年08月29日

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キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
日本工学院専門学校:眞榮平 綾乃さん

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interview

「将来はドラマや特撮のカメラマンになりたい!」
アルバイトで撮影現場に入り、憧れの舞台が身近に

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ケータイストラップは、仮面ライダーディケイドと、仮面ライダーWの衣装を着た(?)キューピーちゃん。「コンビニで見かけて、買わなきゃ!って思って(笑)」と、ヒーロー好きはここにも現れている。

2歳上の兄の影響で、幼い頃から特撮のヒーローものが好きだったという眞榮平さん。現在は、特撮やテレビドラマのカメラマンを目指す2年生だ。
高校時代は写真部に所属し、部としては第一回琉米高校生写真コンテストで最優秀賞を、個人では高文祭で優秀賞を受賞した経歴の持ち主。「沖縄では内地のことがわからないので、雑誌に載っている写真などを見ることで情報を得ていました。それでカメラに興味をもったのがはじまりです」。人の自然な姿を撮ることが多かったという彼女の写真を見せてもらうと、静止画ながらもその瞬間の躍動感を捉えたものだった。ここにも、映像への興味が表れていたのかもしれない。高校生のとき、ヒーローショーで効果音を担当するSEのアルバイトをしたことをきっかけに、特撮への情熱が再燃。自分が作る側にまわりたいと考えるようになったとか。それからは行動に移すのも早く、2年の冬には東京の専門学校をいくつか見学し、どこに入学するかを検討していた。
「両親との話し合いで、東京での一人暮らしは心配だから寮のある学校にしようということになり、日本工学院専門学校へ進学を決めました」。設備や授業内容、先輩の雰囲気なども大きな決め手となったようだ。
入学後は勉学に励む傍ら、週2〜3回程度『めざましテレビ』のカメラアシスタントのアルバイトもしている。深夜2時頃に寮を出て、お台場で番組制作に携わってから学校へ行くという生活を続けている努力家。テレビを観てカメラアングルが気になるようになったり、ライブに行ってもアーティストよりカメラ割りが気になったりと、授業の内容が身に付いている様子。
「今以上に機材についての知識をつけたいです。ドラマもたくさん観て、カメラワークの勉強もしようと思っています」。卒業後も東京に残り、番組制作会社への就職を狙っている。数年後には、眞榮平さんの制作したドラマや特撮を観ることができるかもしれない。

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実際に現場で使われているカメラを授業でも使っている。「カメラの種類や、使うシーンもさまざまなので、これが全てではないのですが、基礎を覚えて対応できるようにしたいと思っています」と、眞榮平さん。
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授業で使用しているノート。編集の勉強もしているので、テロップが入ることを前提に、映像をどのように撮るかをあらかじめ考えてコマ割りしたそう。丸くて可愛らしい顔のイラストが特徴的だ。自分なりに工夫しながら、楽しく学んでいることが伝わってくる。


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profile

眞榮平 綾乃 Ayano Maehira
沖縄県立西原高等学校出身。
日本工学院専門学校 放送・映画科2年。
「東京に出てきて、好きな舞台を見に行ったり、同じ夢を持つ子と話したり、充実した日々を過ごしています」。

【保護者からのメッセージ】
眞榮平 美江子さん
message_nichikou帰ってくるたびねーねーになって
大人になっていくのが嬉しいです

見た目はおとなしそうなんですが、芯が強く、最後まで意志を貫く子ですね。カメラに興味を持ち始めたのは中学の頃で、西原高校では写真部に入りました。この学校に進学したいと言った時も、少し悩みましたが、本人がやりたいことならと思って送り出しました。しっかりしてきた姿を見て、今は行かせて良かったと思っています。中学校からの夢が叶うように、体には気を付けて、思いっきり輝いて欲しいです。

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