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[向陽高校]ご当地!絶品うまいもん甲子園で特別賞受賞!

2018年07月03日

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シンガク図鑑プレゼンツ
沖縄の高校力
●向陽高等学校

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ご当地!絶品うまいもん甲子園で特別賞受賞!
『わったーぬTACOそば。』が広く知られ、
誰からも愛されるメニューになりますように。

県選抜を勝ち抜き、決勝大会へ。
いままでにない緊張を経験し、
ハラハラ、ドキドキした思い出深い日々。

大好きな沖縄のソウルフードを
うまく組み合わせた渾身の逸品!

地域の活性化を目的に行われている、ご当地!絶品うまいもん甲子園に出場し、特別賞『食戟のソーマ賞』を受賞したのは、向陽高校理数科の桃原さん、長嶺さん、又吉さん。沖縄そばとタコライスが好きで、この2つをうまく組み合わせたメニューを作りたいと試行錯誤した末、受賞につながるオリジナルメニューのタコソバ『わったーぬTACOそば。』を完成させた。「沖縄そばの麺の硬さやソースなどにこだわって作りました。最初は麺を茹でてみたけど柔らかすぎたので、次はごま油で炒めてみました。すると、モチモチ感がなくなってしまって。県代表になるとホテルの料理長にアドバイスがもらえるので相談すると、炒めるときに水を入れるとモチモチ感がでるとアドバイスをいただき、納得のいく麺の硬さで作ることができました(又吉)」。「最初はミートソースのみで味にインパクトがなかったけど、家庭科の先生のアドバイスをもとにスパイスを入れたことで、味がしっかりしたのもよかったです(長嶺)」。

代表校が集った決勝大会、
ハプニングありのドタバタ劇に。

書類選考後、県大会を勝ち抜き、沖縄代表として決勝大会へ。当日は、会場となる東京に代表校が集結し、優勝を狙って競った。「30分の制限時間内での調理が厳守で、プレゼンもあったので、とても緊張しました。でも、大会に出て貴重な経験をしたことで、夢も広がりました。もともとなりたい客室乗務員や栄養士に加え、新たに商品開発の仕事にも魅力を感じるようになりました(桃原)」。「緊張からバタついたり、料理に乗せる温泉たまごの半熟具合を失敗したりと、常に追い込まれていました。でも、こだわったソースが、審査員の『食戟のソーマ』原作者・附田祐斗さんに認めてもらえ、特別賞をもらえたのでうれしかったです(長嶺)」。
大会では、代表校との交流のほか、東京観光も楽しめた。また、『わったーぬTACOそば。』が、沖縄県内のファミリーマートでも期間限定で販売され好評だったそう。数々の貴重な体験を通して、3人共通の夢もできた。「後輩が同じ大会に挑戦し、いつか優勝してくれたらうれしいです。また、『わったーぬTACOそば。』が広まって、全国に知られるようなメニューになってほしいです」。

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ファミリーマートの工場で製造過程の見学をしたり、特別賞受賞を受けてラジオ生番組に出演したりと貴重な体験をたくさんした。
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ホテルの料理長からは麺のアドバイスのほか、食材の切り方や炒める手順など、料理の基本なども教わった。

 

profile
(左)桃原 紗希 Saki Tobaru
理数科3年。バレーボール部。「家庭科の課題として大会に出るためのメニュー作りを行い、決勝まで行けて、とても楽しい思い出ができました」。

(真ん中)長嶺 伊織 Iori Nagamine
理数科3年。バレーボール部。「大会に参加するまでは買い出しに行くことも、料理を作ることも少なかったのでいい経験になりました」。

(右)又吉 瑞映 Mizue Matayoshi
理数科3年。バレーボール部。「3人で家に集まってオリジナルメニューの案を考えたり、試作の料理を作ったり食べたりする時間も楽しかったです」。

【実績】
●第6回 ご当地! 絶品 うまいもん甲子園 沖縄県選抜大会 優勝
●第6回 ご当地! 絶品 うまいもん甲子園 決勝大会 特別賞「食戟のソーマ賞」