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進学費用準備のステップ

2013年02月15日

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進学するには進学費用の問題は解決しておかなくてはいけない重要な課題です。安心して受験勉強に打ち込むためにも、早めに解決しておきたいものです。奨学金などの複雑な解説に入る前に、お金の準備のフローチャートと注意点を記載しました。自分自身の問題と照らし合わせながら、時期を逃すことなくしっかり準備しておきましょう。

進学費用準備のステップ

奨学金予約採用を申し込む

悩んでいるなら迷わず申し込んでおこう!
3年生の5月頃には各高校で日本学生支援機構奨学金の予約採用申請の受付がスタートします。進路が決まっていなくても少しでも可能性があるのであれば、迷わず申請しておきましょう。特に第一種についてはこの時期のみの募集ですので注意しましょう。

5月の申請をうっかり逃しても大丈夫!
うっかり5月の申請を逃してしまったとしても、9月頃に第2回目の募集があります。高校によっては12月頃に第3回目の募集をする場合がありますが、遅くとも第2回の募集には申請しておきましょう。

奨学金に採用されなかったら・・・。
日本学生支援機構奨学金の第二種であれば、ほぼ不採用となることはありませんが、採用への不安がある場合には、県の奨学金(沖縄県国際交流人材育成財団奨学金)や市町村の奨学金もあります。また日本学生支援機構奨学金は進学後にも申請が可能です。

志望校の費用情報を集める

AO入試や推薦入試は早めに費用が必要になるので注意!
合否が早めに決まるAO入試や推薦入試では、合格後2~3週間以内に入学金と前期分の学費を納めなくてはいけません。専門学校の場合も出願後に規定の費用を納めて初めて合格となります。志望校の費用納入時期を把握した上で保護者と相談しておきましょう。

学校資料は早めに取り寄せよう!
進学費用についての詳細を知るには、各校の入試要項や募集要項を取り寄せて確認するのが一番。気になる学校があれば早めに取り寄せておきましょう。
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入学前費用を解決する

奨学金では入学前費用をまかなえない!
奨学金の支給時期は5月~7月頃となっており、入学前に納めなくてはいけない費用には間に合いません。そのため入学前費用は別途準備しておく必要がありますので、注意が必要です。

奨学金支給時期図2

教育ローン活用が一般的
自前で入学前費用を準備できない場合は、銀行などの教育ローンを活用するのが一般的です。合否が決まっていなくても相談に乗ってくれますので、保護者も交えて早めに窓口で相談しましょう。

入学前費用を用意できない!
課程のさまざまな事情から入学前費用をできない場合は、それぞれの事情に配慮した制度もあります。進学費用が準備できないと諦める前に、まずは相談してみましょう。

学費・生活費軽減方法を考える

知らないと損する制度!
大学や短大に限らず専門学校でも学費軽減のさまざまな制度があります。沖縄の学生のみを対象とした特別制度や学校独自の給付制奨学金、寮費無料制度など、学生支援制度を数多く用意しています。「こんな制度がありますよ」とわざわざ知らせてくれる訳では無いので、自ら積極的に相談することが望まれます。

学生生活の計画を立てる

お金のことを考えるいい機会!
高校生の君たちは学費や生活費のことを考えたことは無いかもしれませんが、大学生や専門学校生になると自分で考えなくてはいけません。特に県外進学の場合は限られた仕送りや奨学金を計画的に使う必要に迫られますので、入学前にしっかり計画を立ててみましょう。

バイト代を当てにした計画は危険!
バイト代を含めたギリギリの計画はおすすめできません。授業の都合や病気などでバイトができなくなった時点で計画通りにいかなくなります。バイト代はあくまでゆとり資金として考えておきましょう。