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[奨学金ニュース]奨学金制度が大きく変わろうとしている!

2017年01月25日

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[もらう奨学金]
返還義務のない国の給付型奨学金
2018年先行実施! 2019年本格実施!

日本学生支援機構奨学金は、国の奨学金として年間約132万人もの学生が利用する代表的な奨学金です。学生2.6人に1人が利用していることになり、なくてはならないものになっています。しかし、これまで無利子または有利子の貸与型しかなく、卒業後の返還に苦慮する学生が多いとの声が高まる中、返還義務のない給付型奨学金が望まれていました。それに答えるように文部科学省の要求を受けた政府は、いよいよ2018年より実施することがほぼ確定しました。(※2016年12月現在) 募集はいつから始まりどのような基準で選抜されるのか、対象となるのは国公立大学か私立大学か、専門学校も含まれるのか、県内進学と県外進学との給付額に差はあるのか、対象となる人数は何名か、進学前に申請採択は分かるのかなど、まだまだ未決定の部分も多く課題はあるものの、2018年には一部先行実施、2019年には支給対象を広げて本格実施するとしています。▶︎詳細はこちら
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[もらう奨学金]
沖縄の高校生が対象の給付型奨学金いよいよ
2017年に先行スタート!

現高校3年生が対象となる返還義務のない沖縄県の給付型奨学金「沖縄県県外進学大学生奨学金」がいよいよスタートします。県外の指定大学合格者の中から選抜され、採用人数は25名と少なめですが、給付額70,000円が毎月4年間にわたり支給さる大型の奨学金となっています。▶︎詳細はこちら
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[かりる奨学金]
無利子の第1種奨学金枠が拡大
24,000人分増額! 適格者全員に貸与!

日本学生支援機構奨学金の貸与型にも変更があります。これまで約2割の確率と言われていた無利子の第1種奨学金枠が大幅に拡大されます。24,000人に相当する額が増額されるため、成績や家庭の所得基準を満たしている人はほぼ採用となると考えられます。また、第1種の成績基準は評定値3.5以上とされていますが、特に保護者の所得が低い学生は3.5以下でも申請が可能となります。希望者は進路室の先生に相談しましょう。

[かりる奨学金]
沖縄県の奨学金でも予約申請が可能に!
予約申請時期は9月中旬~10月中旬

これまで3月中旬~4月中旬に募集受付をしていた沖縄県国際交流・人材育成財団奨学金が2016年から予約申請が可能となりました。採用決定も11月中旬~下旬と早期に通知されるため、安心して進学に臨むことができます。

[もらう奨学金]
市町村の奨学金にも新たな動きが!
市町村ならではの返還免除奨学金!

国や県に先んじて、入学前に貸与される入学支度金の新設が相次いだ市町村でも、2017年から市町村らしい新たな形での貸与型奨学金が新設されはじめています。幼稚園教諭や保育士・保健師などが不足している竹富町では、返還免除となる貸与型奨学金を新設。貸与額は月々5万円で大学や専門学校卒業後に町内で就職することを条件としています。また、浦添市でも保育士不足解消のため月額1.5万円~5万円を貸与。市内の保育施設に勤務することで月額1.5万円分を返還免除としています。地元に戻って働きたい学生にとっては嬉しい制度といえます。今後、市町村の進学支援制度にも注目です。▶︎詳細はこちら
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[もらう奨学金]
大学独自の給付型奨学金ラッシュ!
新設や給付枠拡大もぞくぞく!

国の給付型奨学金新設の流れに刺激され、大学でも給付型奨学金の新設や給付枠拡大を打ち出すところが増えてきました。日本体育大学が総額10億円パラアスリート対象奨学金新設、尚美学園大学が芸術情報系AO入試奨学金新設、中京大学が給付型奨学金を4倍に拡充、上田女子短期大学が修学支援給付型奨学金新設、国立愛媛大学が基金を設立、帝京大学が入試出願前奨学金制度~地方創生給付型奨学金を導入など、ぞくぞくと新たな制度導入や給付枠拡大が続いています。(ニュース発表の新着順)希望する大学の奨学金制度には常に目を向けておくようにしましょう。▶︎詳細はこちら
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