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パイロット

2014年04月14日

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航空機を安全に飛ばす専門職

■パイロットとは
パイロットとは、定期運送用や事業用の飛行機やヘリコプターなどの操縦士です。パイロットにまず必要なのは、健康な体。パイロットになる際はもちろん、その後も定期的な身体検査があり、基準を満たしていないとパイロットを続けることができません。飛行中は悪天候などさまざまなトラブルが起こりますので、その時にどう対処するのか、瞬時に適切な判断をする決断力と実行力も必要不可欠です。

■パイロットになるには
パイロットの資格には、定期運送用操縦士、事業用操縦士、自家用操縦士の3つがあり、それぞれの試験に合格しなければなりません。定期運送用操縦士は航空会社のパイロット、事業用操縦士は農薬の散布や警察・消防などのパイロット、自家用操縦士は個人で楽しむパイロットです。そのなかで、航空会社のパイロットになるにはいくつかのルートがありますが、主なルートは、
①航空会社に入社し、自社のパイロット養成訓練を受けて、パイロットになるためのライセンスを取得。
②独立行政法人「航空大学校」に入学し、在学中にいくつかのライセンスを取得後、航空会社に入社する方法。
最近では、一般の私立大学に操縦学専攻やパイロットコースが誕生し、在学中にライセンスが取得できるようになりました。また、自力でライセンスを取得し、航空会社の就職試験を受ける方法もあります。その他、防衛大学に入学し、自衛隊のパイロットを目指す手段もあります。

pairoto

■パイロットの活躍の場
航空会社……旅客機や貨物機などを操縦。厳しい訓練や試験を経て、経験を重ねながら、副操縦士、機長へとステップアップしていく。
民間の運送会社……物資輸送やチャーター飛行を手掛ける民間の運行会社で、小型機やヘリコプターを操縦。
新聞社・テレビ局……小型機やヘリコプターなどの社用機を保有している会社で、事件や事故などの取材の際に操縦。
自衛隊・海上保安庁・警察・消防……公務員として採用。事件や事故などの際、航空機やヘリコプターの操縦士として働く。

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