質の高いサービスを提供する販売のプロ
■販売士検定試験とは
日本商工会議所及び全国商工会連合会が実施する検定試験。1級から3級まであり、販売に必要な知識や販売技術、仕入や在庫管理、マーケティングなど、より高度で専門的な知識を持つ人材を育成することが目的です。最近は顧客のニーズが多様化し、競争が激化しています。顧客の満足度を向上させるためにも、商品に対する専門的な知識はもちろん、商品陳列・接客技術に習熟し、消費者の購買における特性を知り、消費者に対して納得のいく説明ができる高い知識と意識を持ったビジネスパーソンが求められています。小売・流通業はもちろん、さまざまな業種の販売業務に携わる人にとって役立つ資格です。幅広い業界で知名度が高い資格なので、就職や転職、キャリアアップにも効果が期待できます。
■販売士になるには
日本商工会議所及び全国商工会連合会で年3回販売士資格試験を試行しています。3レベルのうち、どの級からでも受験可能。3級は売場の担当者などを対象としており、2級は売場主任・部課長など中堅幹部クラス、1級は大規模小売店の店長や部長クラス、中小小売業の経営者クラスが対象です。販売士の資格は5年間の更新制で、所定の講習会や通信教育の受講などの更新要件があります。
■販売士の活躍の場
小売・流通業……小売・流通業で唯一の公的資格のためニーズも高く、消費者のニーズをつかむことで、販売業務に生かせる。
卸売業・製造業……販売士の知識を生かして消費者のニーズをつかむことで、業務に生かせる。
サービス業……販売士の知識を生かして消費者のニーズをつかむことで、業務に生かせる。
資格取得・目指せる学校の一覧
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