国際社会で活躍するためのスキル
■語学を生かした仕事とは?
国際化が進む現代社会において、もはや外国語の取得は必須といっても過言ではありません。以前は英語が主流でしたが、アジア圏の経済発展が著しい昨今、中国語の話せる人材を求める会社も多くなってきました。語学力を活かした仕事としては、通訳や翻訳、学校の教員や塾の講師などがあげられますが、外資系企業や商社に就職を目指す場合でも外国語はマストスキル。コミュニケーション能力だけではなく、外国文化への理解や、海外におけるビジネスマナーも求められます。
■語学を生かした仕事につくには?
英語であれば、英検やTOEIC、国連英検、中国語であれば「漢語水平考試(HSK)」で高い成績を修めていれば就職に有利です。採用試験の受験資格にこれらの点数を挙げている企業も多いので、語学を仕事に活かしたいと思う人は、大学または専門学校在学中に受けておきましょう。通訳になる場合は、日本国内唯一の語学関係の国家 試験である「通訳案内士国家試験」で合格すると 通訳案内士の資格が与えられます。最近では、商社や外資系のみならず、外国語を話せる人材を求める企業が増えてきました。一般企業の広報局や、観光業、ブライダル業、エンジニア等でも、大いに活用できるスキルです。
■語学を生かす活躍の場
通訳・・・・・・・・会議通訳、放送通訳、商談・ビジネス通訳、企業内通訳、司法通訳、通訳ガイドなど
翻訳・・・・・・・・出版翻訳、実務翻訳、メディア翻訳、司法翻訳
教員・講師・・・・・学校の教員や外国語学校の講師として生徒の指導にあたります
国際秘書・・・・・・外資系企業における、外国人役員付けの秘書
商社・・・・・・・・海外との貿易や商品開発プロジェクトなどを行います
ツアーコンダクター・旅行会社が主催するパッケージツアーに同行します
IT業界・・・・・・ソフトの開発などでも英文マニュアルの解析など必要性が高まっています
就職難なこともあり、将来企業選択の広い語学系への進学は人気が高まりつつあります。またビジネス社会がグローバル化するに伴い、知識としての語学に加え、コミュニケーションとしての語学力、ビジネスで使える語学力が強く要望されています。近年では就職活動を勝ち抜いていくにもライバルは日本人ではなく、外国人であることも珍しくない時代になっており、外国語での授業がある、ネイティブな先生がいるなど、進学先選びが重要なポイントとなります。
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