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IT・コンピュータ系の仕事

2014年03月27日

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情報技術を駆使して企業と人々の暮らしを支える
情報化社会において必要不可欠な職業

■IT・コンピュータ系の仕事とは?
パソコン、インターネット、ゲーム、スマートフォンに電子マネー、銀行のATMなど、普段何気なく利用している便利なアイテムは、すべてIT(Information Technology〔インフォメーションテクノロジー〕=情報技術)のスペシャリストたちが生み出した努力と技術の賜物。ITやコンピュータは医療の現場でも今や不可欠なツールであり、便利でよりよい暮らしをわたしたちに提供してくれています。この職業は、クライアント(依頼人)やさまざまな分野の技術者と協力しながら一つのものを創り上げていくため、専門の知識や技術だけでなく、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力など、あらゆる能力が求められます。早い速度で進化するIT業界で活躍するには、より高度な知識・技術を習得し続け、常に創造力と専門性を高めていくことも必要です。

■IT・コンピュータ系の仕事の種類
<ITコンサルタント>
ITや企業経営に関する知識を生かし、経営戦略の立案やマーケット分析、システム開発のアドバイスなど幅広い業務を行います。
<Webプランナー>
ホームページやコンテンツなどの企画、設計を担当。インターネット上に掲載する情報を整理し、より多くの人に見てもらえるようわかりやすく設計するのが仕事です。
<システムアドミニストレータ>
利用者と情報システム開発者の橋渡し的存在。利用者の意見を取りまとめて開発者に伝えたり、業務改善を目的としたシステム開発、パソコンや周辺機器の設定、ネットワークのトラブルなどにも対応します。
<システムアナリスト>
経営戦略に基づく情報戦略の立案、システム化全体計画の策定、情報技術を生かした業務革新の提案など、幅広い知識と能力、経験を必要とする仕事です。
<システムエンジニア>(SE)
業務の効率化などを目的としたシステムの提案や計画、開発、運用管理のほか、クライアントとのやりとりなど営業職的な業務も行います。
<システム監査技術者>
コンピュータシステムが正常に動いているか、情報システムの安全性、効率性、信頼性などを総合的に調査したり、故障の防止策のアドバイスなどを行います。
<情報セキュリティアドミニストレータ>
情報セキュリティ管理の現場責任者として、情報セキュリティに関する基本方針「セキュリティポリシー」の策定やその普及活動、利用者への情報セキュリティ教育などを行います。
<ソフトウエア開発技術者>
ソフトウエアに必要なプログラム設計を含め、開発工程全体を担当し、管理するエンジニア。勤務する会社や部署により、開発するものも異なります。
<プログラマー>
コンピュータを動かすプログラムを制作する技術者。ソフトウェア開発やWebシステムなど、あらゆる開発の分野で活躍します。
<プロジェクトマネージャ>
システムを設計・開発するプロジェクトの運営管理などを統括する責任者。ネットワーク、プログラミング、ソフトウエアなど、ITに関する幅広い知識や経験を必要とします。
<マルチメディアクリエータ>
インターネットやコンピュータゲーム、カーナビゲーションといったさまざまなマルチメディアソフトの企画、制作を行います。映像、音楽、写真、文字など他分野の知識やデジタル技術、創作能力を必要とします。

■IT・コンピュータ系の仕事に就くには 
IT・コンピュータ系の仕事に就くための特定の資格はありませんが、専門的知識や技術を必要とする分野なので、それを裏付ける国家資格やベンダー資格(企業やメーカーが主催する民間資格)を取得しておいたほうが、就職に有利です。情報・工学系の四年制大学や専門学校などへ進学し、卒業後は一般企業やIT係企業などへ就職するのが一般的です。IT関連の資格取得を目的とした授業カリキュラムや就職支援を行うパソコンスクールもあるので、自分に合った教育機関を探してみましょう。

関連する資格
▶ITパスポート
▶情報技術者試験

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