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オシャレ・美容に興味のある人の仕事

2014年04月03日

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ファッションで、技術で、人をキレイにコーディネート
男女問わず活躍できる憧れの職業

■オシャレ・美容の仕事とは
デザイナー、パタンナー、バイヤーなど、さまざまな職種が関わり、ひとつのトレンドを生み出すファッション業界。ヘアメイク、ネイル、エスティックなどの専門分野で、“キレイになりたい”という願望を叶え、サポートする美容業界。第一線で活躍するためには、技術や知識、美的センス以外にも、発想力や創造力、時代やトレンドをいち早くキャッチする情報収集力、人とのコミュニケーション能力なども要求されます。基礎をしっかり学び、個人の人間力も磨きながら、各分野のプロフェッショナルを目指しましょう。

■ファッションの仕事の種類
ファッションデザイナー:衣服やファッション小物を企画・デザインし、形にする仕事。活躍する分野にオートクチュール(高級オーダーメイド)、プレタポルテ(既製服)、メンズ(紳士服)などがある。
テキスタイルデザイナー:服を作るのに必要な生地を考案する専門職。糸を作る人、生地にプリントするデザインを考える人など、さまざまな職種を総称して呼ぶ。
ジュエリーデザイナー:宝石や金、銀などの素材を使い、指輪、ネックレス、イヤリング、ブローチといった身に着けるアクセサリーをデザイン・製作する。
パタンナー:ファッションデザイナーが描いたデザイン画をもとに型紙(パターン)をおこし、立体化して形にしていく技術職。近年ではパソコンを使って型紙作製を行うパタンナーも多い。
マーチャンダイザー:MDと呼ばれる。メーカー所属のMDは商品化計画や販売戦略の企画など、問屋や小売店勤務のMDは国内外から商品を仕入れるバイヤー業なども行う。
プレス:広報担当者として、ブランド・商品・企業のPRをはじめ、マスコミへの対応などすべてを取り仕切る。デザイナーのスケジュール管理など秘書的な役割もこなす。
バイヤー:材料や商品を買い付けるのが主な仕事。国内外で行われる新商品の展示会やファッションショーなどをまわり、トレンドやニーズに合った商品をセレクト。品質などを見極め、価格交渉して商品を仕入れる。
ファッションスタイリスト:雑誌やテレビの撮影、ファッションショーで使用するモデルやタレントの衣装や小物を集め、コーディネートする。企業の広告撮影やアーティストのCDジャケットの衣装コーディネートなど、手掛ける仕事は幅広い。
ファッションアドバイザー(ショップ店員):勤務するブランドやショップの服を着こなし、お店の顔として販売、接客を担当。商品管理やディスプレイのコーディネート、お客さんへの着こなしアドバイスなども行う。

■美容の仕事の種類
美容師:美容室に勤務し、一般客を対象にカットやカラーリングなどを行うのが主な仕事。着付けやネイルケアなどのサービスも行う。
理容師:主に男性客を対象に、カット(刈る)やパーマ、フェイシャル(美顔術)などを行う。顔剃り(ひげ剃り)は理容師だけが行える技術。
ヘア&メイクアップアーティスト:テレビや映画、雑誌などで俳優やモデルのヘアメイクを担当したり、結婚式などで一般客を対象にヘアメイクを施したり、サロン以外のさまざまな現場で活躍する。
ブライダル・ヘアメイクアーティスト:花嫁のヘアメイクを担当。結婚式当日のヘアメイクはもちろん、ドレスのフィッティングやコーディネートなども行う。
美容部員(ビューティーアドバイザー):デパートの化粧品売り場やコスメショップなどで、メイクやスキンケアに関する専門的なアドバイス・提案をしながら化粧品を販売する。
エステティシャン:全身のケアや痩身、脱毛、ネイルケアなどを行う技術職。美容を目的とした「ソワンエスティック」と、医療レーザー脱毛など医療的に行う「メディカルエスティック」の2つに分けられる。
ネイルアーティスト:お客さんの手指・爪のお手入れや、爪にカラーや絵柄、ストーンなどを使ってアートを施し、美しい手に仕上げていく仕事。

■オシャレ・美容の仕事に就くには
ここで紹介している職業で、国家資格を必要とするのが美容師と理容師。ほかは取得必須の資格はありませんが、エステティシャンやネイリスト、ファッションアドバイザーなどは各分野の民間資格を取得することをおすすめします。ヘア&メイクアップアーティストは美容師免許を取得しておくと、より仕事の幅も広がるでしょう。どの職種もクリエイティブな面はもちろん、知識や技術、経験も問われるため、大学や養成学校で進みたい分野の基礎を身につけ、就職するのが一般的です。

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