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臨床発達心理士

2014年10月14日

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少年期~青年期の健やかな育ちを支援する専門家

■臨床発達心理士とは
臨床発達心理士とは、発達心理学をベースに、主に成長期に発達する青少年の心理的な問題を解決するために支援活動をし、子どもたちの健やかな育ちを支援する仕事です。育児不安、虐待、不登校、引きこもりなど現代的な問題、自閉症、知的障害、LD(学習障害)、AD/HD(注意欠陥多動性障害)などの発達障害など、「臨床心理士」と比べて、障害や子育て支援での専門性が高いのが特徴です。けれども、対象は少年期から青年期の子どもだけでなく、子どもから大人まで生涯にわたって支援します。

■臨床発達心理士になるには
臨床発達心理士の資格は、一般社団法人臨床発達心理士認定運営機構が認定する民間資格です。発達臨床に携わる幅広い専門家に開かれた資格で、大学院での指定科目の履修、あるいは資格認定委員会が開催する講習会の受講、臨床経験など、さまざまな条件を満たす人が申請でき、審査を通ると認定されます。

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■臨床発達心理士の活躍の場
医療機関、保健所……発達心理学の専門的知識を生かし、さまざまな悩みに対して支援。
保育所・幼稚園、児童相談所、母子生活保護施設……子ども自身の問題解決や、子育てに悩む人の子育て支援などを行う。
障害者施設、障害者職業センター……障害を持つ子どもから大人まで、さまざまな問題に悩む人に心理の専門家として対応。

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