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沖縄の住宅は鉄筋コンクリートで面白い! 三浦 拓海くん

2013年02月18日

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沖縄で学ぶ島ないちゃー
沖縄職業能力開発大学校 三浦 拓海くん

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interview

沖縄に行くことになったきっかけ
父の転勤で、石垣島に住んでいたときに産まれたが三歳くらいまでしかいなかったので石垣島での記憶は無い。家族旅行で何度か沖縄を訪れていて、そのときに本土の木造の住宅とは違い、沖縄の住宅は鉄筋コンクリートで自由なかたちをしていておもしろいと思ったのでそういう家が作りたいなと思い、それを学ぶなら沖縄で!と沖縄へ進学しました。

保護者との話し合い(沖縄へ行くときにどういう反応だったか)
高校3年のときに父親が伊江島への転勤が決まったのと、両親ともに沖縄に知り合いがいたり、風土も知っていたので沖縄へ進学したいと言ったら快諾してもらえた。

沖縄へきてよかったこと
本土では学ぶことのできない沖縄独自の建築方法を学べることが自分にとってとても良かったです。

地元と違うウチナンチュ独特の習慣、驚いたこと
女子高生の黒いハイソックス
地元ではくるぶしの見える短いソックスを履くのが主流でしたが、沖縄の人は黒のハイソックスの着用率が異常に高かったのが一番の驚きでした。

初めて覚えたウチナーグチ
「にりー」(つかれた、めんどくさい)
授業でめんどくさいときに隣にいた友達が「にりー」と使っていたのでどういう意味か尋ねてみたらめんどくさいという意味だったのでおもしろいなーと思ってすぐに覚えました。
「ばんない」(たくさん、いっぱい)
はじめて聞いたときは玩具メーカーの「バンダイ」のことかと思ったけど、友達に聞いてみたら「たくさん」という意味だったのでほんとに沖縄の方言っておもしろいな。と思いました。

好きな沖縄料理
「麩ちゃんぷるー」
麩のふわふわ感と野菜のしゃきしゃき感がマッチしていてとてもおいしいです。
今は寮の食堂で食事をとっているので自炊はしていないのですが、将来、自炊するときに沖縄の料理を作りたいです。いろいろチャレンジしたい!

地元へ帰省するときに必ず持っていく沖縄土産
帰省するときに持って行くお土産は「ちんすこう」です。ちんすこうは鉄板ですね(笑)

これから沖縄で学ぶ人へのアドバイス・メッセージ
沖縄は本当に良い人ばかりなので本気で沖縄で学びたいという気持ちがあれば、学業面だけでなく、人間としてとても大きく成長できる場所だと思います。

建築の実習や課題と忙しい日々を送っているが、食事後に友人らと体育館でスポーツをしたり部屋でゲームをしたりと、寮での生活がとても楽しいという三浦くん。将来は沖縄での就職を考えていて、沖縄の伝統的な建築方法と近代的な鉄筋コンクリートの建築方法を融合させた沖縄を感じさせるデザイン性のある住宅をつくりたいとのこと。三浦くんがデザインした住宅があちこちに建てられる日もそう遠くないでしょう!




profile

三浦 拓海 Takumi Miura
沖縄職業能力開発大学校 住居環境科 2年。
熊本県出身。熊本県立熊本工業高等学校卒業。
将来は設計士になり、鉄筋コンクリートに赤瓦を使った昔ながらの沖縄風の古民家を融合させた住宅を作るのが夢。