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入学した学校でどれだけ努力するか。吸収できた分だけ将来に繋がっていく

2016年10月31日

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地元進学した先輩のメッセージ
沖縄職業能力開発大学校 伊藤 広樹くん

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「グループ実習を通してコミュニケーション能力や発言する積極性を身につけたことで、就職試験の面接やグループディスカッションで物怖じせずに挑めた」と話す伊藤くん

interview

どれだけ努力し、挑戦してきたかが大事!
沖縄を支え、沖縄に貢献することが将来の目標

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授業やレポートなど、忙しい合間を縫って必死に勉強した証が残る参考書。書き込みや大切な部分の線引きなど、努力の跡が見てとれる。伊藤くんが第二種電気主任技術者の試験を受けたとき、沖縄で合格したのは2人だけだったとか。自身の成長、就職に有利になるようにと努力した結果が実を結んだ。

高校生の頃、具体的な将来の目標を決められずにいた伊藤くん。しかし、入学後に目標をみつけ、沖縄電力株式会社への内定も勝ち取った。「専門的な知識を養うなかで、学んだことを活かせる電気関係の仕事に就きたいと思うようになりました。座学もありますが実習が多く、より実践的な技術を身につけられるので自信になりました」と話す。また、就職の強みとなる資格取得を後押ししてくれた先生の存在も大きかった。「学校生活で資格試験の勉強に一番力を入れました。先生に『早いうちから資格取得に取り組んだ方がいい』とアドバイスをもらい、専門課程時から資格試験を受け始め、第一種電気工事士など、5つの資格を取りました」。専門課程、応用課程の4年間を通して学んだことは、技術面だけではない。「卒業研究や全国の企業、大学などが参加する海洋ロボコン出場に向けての製作期間など、グループで活動することが多い学校生活でした。そのなかで、グループ全員で協力し合い円滑に物事を進めること、自分の役割、コミュニケーションの大切さを改めて感じ、社会人として必要なことも自然と身につけられました」と話す姿は頼もしい。最後に「大切なのは、入学した学校でどれだけ努力するか。いろんなことに挑戦し、吸収できた分だけ、将来に繋がっていくと思います」と、進学を控える後輩へのエールをもらった。


ポリテク_夢ラボ


profile

伊藤 広樹 Hiroki Ito
●就職内定先 沖縄電力株式会社
1994年生まれ。浦添高校卒業。沖縄職業能力開発大学校 応用課程生産電気システム技術科2年。4年間で第一種・第二種電気工事士、第二種・第三種電気主任技術者、エネルギー管理士の試験合格。九州ブロックポリテックビジョン沖縄代表、優秀賞受賞。水中ロボコン出場、自律型無人調査機部門全国優勝。

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