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日本中、世界中で活躍したい|宮城 広明くん

2014年11月07日

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地元進学した先輩のメッセージ
沖縄職業能力開発大学校 宮城 広明くん

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高校時代から人間的にも成長できたと実感する宮城くん。「心がけているのは素直になること。そうすることで周囲からも的確な助言がもらえました」

interview

日本のものづくり産業を支え
世界で活躍できる人材に

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「大学在学中でも考えは変わる。自分が今やりたいことに取り組めばいい」と後輩にメッセージ

ものづくりの道を歩むには、どんな選択肢があるだろう。子どもの頃から「飛行機や船をつくる仕事に興味があった」という宮城くんは高校卒業後、沖縄職業能力開発大学校へ進学した。当初は工学系の大学へ進もうと考えていたものの、友人から「大学以外でも専門的な知識とスキルを学べる場所がある」と教えてもらったのがきっかけである。入学後2年間の専門課程では電気設備技術について学び、その後2年間の応用課程は「工作機械関係に興味がわいてきた」と生産機械システム技術科を選択。現在は卒業に向けた開発課題として、さまざまな種類の薬を1回の服用分ごとに自動的に袋にまとめる「一包化装置」の製作に取り組んでいる。「応用課程では、部品の加工方法や機械の使い方だけではなく、企画・設計の段階から携わることで、ものづくりの一連の流れを習得できました。また同じ科の仲間や他の学科と共同して課題に取り組んでいく中で、コミュニケーション力や忍耐力も養えたと思います」。卒業後の進路は、東京を訪れた際に「人、もの、情報の量が沖縄とは圧倒的に違う」ことに刺激を受け、「県外で就職しよう」と早々に決めていた。内定先は、国内外40カ所以上の拠点をもつ牧野技術サービス。工作機械の据付、修理などメンテナンス全般を手がけ、日本のものづくり産業を支える。宮城くんは「少しずつ確実に成長して、日本中、世界中で活躍したい」と将来の雄飛を誓う。


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profile

宮城 広明 Hiroaki Miyagi
●就職内定「牧野技術サービス」
1993年生まれ、那覇国際高校卒業。沖縄職業能力開発大学校 応用課程 生産機械システム技術科2年に在籍。学校では課題に熱中するあまり、夜遅くまで先生に付き合ってもらうこともしばしば。学業の合間を縫って週4回のアルバイトをこなしつつ、自宅のある浦添市から毎日通い続けた頑張り屋だ。

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