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人々の印象に残る治療家になりたい | 多和田 真治くん

2013年11月21日

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地元進学した先輩のメッセージ
沖縄統合医療学院 多和田 真治くん

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昼間部は同年代の学生がほとんどだが、夜間部は社会人も多く同年代から80歳までが通っている。
「それぞれ楽しいけれど、夜間部での勉強への取り組み方や、社会での話は凄く勉強になりました」

interview

はり・きゅうと柔道整復術を両方極めて
人々の印象に残る治療家になりたい

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授業で使用する包帯や腕の固定板。施術箇所によって太さを使い分けたり、巻き方を変えたりと、骨や筋肉についての専門知識も必要となる

高校生の頃、テレビのバラエティ番組で整体師として活躍する楽しんごさんの姿を見て、「整体師は成功すればビッグになれる!」と感じた多和田くん。もともと人と接することが好きだったこともあって、沖縄統合医療学院に進学した先輩の話を聞いたり、オープンキャンパスに参加し、この道に進むことを決意した。また、ここでは独立開業したり、その時に健康保険が取り扱えるという国家資格が取得できるのも大きなポイントで、昼間部は柔道整復学科と夜間部は鍼灸学科のダブルスクールに通う忙しい毎日を送っている。柔道整復術というのは、手術や投薬を行わず骨折・脱臼・捻挫・打撲などの外傷を治療する手技療法のことで、各方面で注目されている治療術なんだとか。この治療術には、技術はもちろん、解剖学や生体学など医療系の専門的な知識も必要とするので、勉強に苦しんだ日々もあったが、今は「ダブルスクールにして本当に良かったと思っている」と話してくれた。「沖縄には鍼灸と柔整の両方が備わった先生が少ない。大きなチャンスだと思っています」と未来は明るい。そして、先生や夜間部の同級生たちのアドバイスを受け、卒業後は東京で修行することを決意。「患者さんの症状は様々で、例えば腰が痛いという訴えでも、傷みの原因は腰じゃない場合も多い。コミュニケーションをしっかりとって、傷みの原因を突き止め施術し、人々の印象に残る治療家になりたいです。」




profile

多和田 真治 Shinji Tawata
1992年生まれ。コザ高等学校卒業。沖縄統合医療学院の昼間部柔道整復学科、夜間部鍼灸学科のそれぞれ3年次に在籍。卒業後は東京で修行し、将来は沖縄で鍼灸整骨院を開業させ、成功したいと大志を抱いている。

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