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ソフトとハード、両方分かる事が強み。|山城 真理子さん

2013年11月18日

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地元進学した先輩のメッセージ
沖縄職業能力開発大学校 山城 真理子さん

PT1

授業で印象に残っているのは、みんなで何かを作り上げるグループ活動。
「専門課程の卒業制作で『ヒューマンタッチ式打楽器』を作りました。グループ活動は楽しいです」

interview

ソフトとハード、両方分かることが強み
現場で頼りにされる女性技術者に

PT2
授業ではAndroidのアプリ開発やプログラミング実習も。「ハードもソフトも両方学べることはとても重要だと思います」

専門課程の2年生を修了後、応用課程に進学し現在2年生の山城さん。大学であれば4年生にあたる学年で、就職も決まり、最後の作品制作に励んでいるという。もともと機械関係の分野にも興味はあったが、最初は事務系の仕事に就職したいと思い、情報システムを学ぶためにこの学校に進学した。「ところが気がついたらハンダゴテを握っていた」と笑う。現在はプログラムなどのソフト面を学ぶと同時に、コンピュータや機械の組み立てなどハード面も勉強。「機械いじりが楽しくて仕方がない」と話してくれた。高校時代は英語クラスだったため、クラスのほとんどが女子であったが、ここに入って逆にほとんどが男子で始めはなかなか馴染めなかった。「やはり理系の分野では男性が強いなと思うことも多くて、大変でしたが、やればやるほど楽しくなってきた」と話す。現在では男子とタッグを組んで、企業とタイアップした卒業制作に取り組んでいる。「この業界では、まだまだ女性の技術者は少ないですが、みんな第一線で活躍している先輩ばかり。私もそれに続きたい」と山城さん。内定をもらっている医療機器のメンテナンス会社では、婦人科や産科など女性特有の病気を診断するのに使う機器も多い。そんな医療現場に出入りするのは女性の技術者の方が喜ばれるのだそう。「キャリアを積んで、必要とされる人材になり、いつか結婚して子どもが産まれても仕事が続けていけるように頑張りたいです」



profile

山城 真理子 Mariko Yamashiro
1991年生まれ、那覇西高等学校卒業。沖縄職業能力開発大学校応用課程生産情報システム技術科2年に在籍中。「興味を持ったら、どんなことでもまずやってみよう」がモットーで、レザークラフトやプリザーブドフラワー、写真など趣味も多彩

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