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夢をあきらめず、今できることはすべてやりきるつもり!崎原くん

2013年02月23日

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キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
中部大学 崎原 旦陽くん

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interview

不登校だった頃は周りに支えられていた。
将来は同じ境遇の子供たちの手助けがしたい。

取材中は終始笑顔で話をしてくれた崎原旦陽くん。現在の印象からは想像もつかないが、小学・中学は不登校で適応指導教室に通っていたという。「適応指導教室では、臨床心理士やスクールカウンセラーの方にとてもお世話になりました。先生たちはわがままばかり言う僕のことをすべて受け入れてくれました。そのおかげで僕は変わることができたんだと思います。そんな先生たちに恩返しがしたいと思い、僕もスクールカウンセラーを志すようになりました」。高校からは普通校に通い、現在は中部大学で心理学を学んでいる。「不登校だったことが心理学を学ぶうえで役に立っています。将来スクールカウンセラーになったときにも活きてくる経験だと今だからこそ思えますね」。と夢に向かってポジティブに進む姿はとてもたくましい。中部大学卒業後は、臨床心理士資格取得のために他県の大学院へ進学する予定だ。「臨床心理士になることは心に決めています。これからどんどんと活躍の場が増えてきている分野でもあると思います。何より自分のやりたい道なので、夢をあきらめず、今できることはすべてやりきるつもりです」。

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profile

崎原 旦陽
沖縄県立宜野湾高等学校出身。中部大学 人文学部 心理学科3年。
「今一番感謝している人は母親です。県外へ出て、親のありがたみがわかりました。一緒にいたころはケンカばかり(笑)でしたが、母がいなかったら今の自分はいないと思います」。

【保護者からのメッセージ】

chubu_hogo苦しんだ経験を活かして、人の痛みが分かる先生になってね!ナイーブで優し過ぎたせいもあって、小・中学校は一般学級に通うことができず、とても苦しい思いをしていました。でもそのおかげで、よい指導者や仲間に巡り会うこともできて、今となってはすごくいい体験ができたと思っています。心配ではありますが、県外に進学することは大賛成です。学校も自分で決めましたし、はっきりと目指している夢があるので、今まで通り、旦陽らしく頑張って下さい。旦陽は沖縄の方があっていると思うので、ゆくゆくは帰って来てね。

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この記事は「GO TO SCHOOL!!夢実現マガジン」2012年7月号より転載しています。