キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
羽衣国際大学 比屋根 彩さん
同じ大学に通ううちなんちゅや先生が
夢に向かうモチベーションを高めてくれます。
「大学のサークル活動で学科のみんなと地域のお祭りに参加し、専用ブースを作って子供に食育の指導を行いました。たくさんの子供たちが来てくれて、ほんとに楽しくて自分のやりたいことはこれだと思いました」。管理栄養士になるために羽衣国際大学で学ぶ比屋根彩さん。大学での勉強や様々な経験を積むことで、将来の夢がどんどんと明確になってきているようだ。「大学には“クラスアドバイザー制度”というものがあって、入学当初から先生が進路のアドバイスをきめ細かく行ってくれます。担当の中井先生には授業のことや就職のことなど、わからないことはなんでも相談しています。先生はお母さんみたいな存在ですね」。同じ大学に通う沖縄出身者も比根屋さんにとって心強い存在。大学の勉強も同じ目標を持つ仲間がいるから乗り越えてこられたと話す。「大学で仲良くなった沖縄出身の友達にも何でも相談します。切磋琢磨できるうちなんちゅがいるから私も頑張れます。将来は子供たちに食事の指導をする仕事がしたい。そのためにはどんな職業があるのか、自分に何が必要か、いろんな人の話を聞き入れながら見極めて進んでいきたいです」。
比屋根 彩
沖縄県立美里工業高等学校出身。羽衣国際大学 人間生活学部 食物栄養学科3年。
従妹のお姉さんの影響で管理栄養士を目指すようになり、高校も調理科へ進学。「小学校や中学校で子供たちと関わって、食の大切さを楽しく伝えられる先生になりたいです」。
【保護者からのメッセージ】
彩は私たちの自慢の娘です。管理栄養士目指して頑張って!子どもの頃はどちらかというと目立たない普通の子でした。でも、とっても努力家で、中学の時に陸上部に入って、結構いいところまでいったんです。高校生の時も、野球部のマネージャーで朝4時頃から夜9時頃まで一生懸命頑張って、しかも成績も優秀だったので、文句のつけようがない自慢の娘です。お母さんと彩は似た者同士でよく喧嘩もするんですけど、お互いのことを大切に思っているからなんだよね。管理栄養士になるのは大変だと思いますが、これからも頑張って下さい。
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この記事は「GO TO SCHOOL!!夢実現マガジン」2012年7月号より転載しています。