キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
大阪国際大学:杉山 ひかるさん
「オープンキャンパスで、この大学は先生との距離が近くて親身になってくれると感じたのが入学の決め手に。大学に来てみたら、意外に沖縄出身者が多くてびっくり。海外からの留学生も多いんですよ」
海外で働くのが夢。「県外で活躍して欲しい」
と言ってくれた父に、いつか恩返しを。
海外でブライダル関係の仕事をするのが今の目標だという杉山さん。昔から海外に出るのが夢で、留学制度がしっかりしている大学を探してここに来た。この夏にはハワイでのブライダル研修に参加する予定だ。「旅好きなので、内地に来てもしばらくは旅行気分。おかげでホームシックにかからずにすみました」と笑う杉山さん。とはいえ浮かれていたのは最初だけ。夢実現には語学力が必要だと、1年次から大学の英語インテンシブプログラムを受講。ネイティブの先生によるオールイングリッシュの授業を通じて、この1年で英語を聞き取る力はかなり向上したという。「沖縄を出た事で少し大人になれたかな。社会を知り行動範囲と視野が広がりました。でも一方で、親の負担も気になるように。母は『気にして何も出来ないなら沖縄に戻りなさい』って厳しく応援してくれるんですが」と苦笑する彼女。だからこそ、大学の時間を無駄にしたくないと考えているのが伝わってくる。「普段あまり語らない父も、『県外で活躍して欲しいから俺は止めない』と言ってくれて。…父の夢はお店を持つ事なんですが、いつか私がその実現を支えたい。そのためにもまずは今を頑張ります」。
週12時間〜15時間集中的に英語を学ぶ英語インテンシブプログラムを受講している杉山さん。2年生の今年は海外留学に備えた専門分野の勉強も求められ、授業の空き時間に取り組んでいる。「留学先はアジアを検討中。1年生の頃よりやるべきことが見えてきました」。 |
杉山 ひかる Hikaru Sugiyama
沖縄県立那覇西高等学校出身。大阪国際大学国際教養学部国際観光学科2年。4人兄妹の長女の杉山さん。「内地は車でどこにでも行けるのが良いですね。友達と東京に出かけたり、長野へスキーに行ったりと、旅行好きなので嬉しいです」。
【保護者からのメッセージ】
杉山 寛さん・美智子さん
夢は大きく! 今出来る事は今の内に経験して
夢が叶っても次の夢を探し続けて頑張って!(父)
明るい性格ですぐに友達ができる子でした。中学からはバレーボール、高校では柔道部のマネージャーをしていました。高校3年生の時に進学について色々話して、本人が探してきて今の大学に進学を決めました。中学の時に海外アーティストの影響で英語を学びたいと思った様で、高校も国際人文科に進み、より海外に興味が出て大学も国際大学にしたんだと思います(笑)。お母さんが関東出身で、沖縄に来た時に「もっと県外に出て欲しい!」と感じたので、県外進学は賛成でした。楽しいことを精一杯、頑張れ!
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