キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
金城大学：宮城 涼夏さん

夏休みの帰省時に沖縄県内で取材に応えてくれた宮城涼夏さん。沖縄にいる間は、地元の友達とたくさん海に出かけたのだとか。「やっぱり沖縄の海はとてもきれいですね。県外に出て改めて感じました」。

勉強が苦手だった私が、今では勉強が楽しい頑張れる環境に自分を置くことで成長できました

知り合いが誰もいない石川県の大学を進学先に選んだ宮城さんに「なぜ?」という率直な疑問をぶつけてみた。「新設の大学だったら一期生として学部の歴史を作れると思ったこと、新しい校舎と設備のなかで勉強ができることに魅力を感じたこと、知り合いがいない環境であれば4年間勉強に打ち込むことができると思ったからです。入学前は不安よりも新生活に対するワクワクのほうが大きかったですね。こっちに来たら、なんとかなると思っていましたから（笑）」。1年生の間は学業とアルバイトを両立していたが、2年生になってからはアルバイトを辞め、勉強に専念しているという。「入学当初はナイチャーに追いつくことが目標でした。でも、今の目標はナイチャーに負けないこと。勉強が苦手だった私が、今では勉強をしていないと落ち着かないほどになりました（笑）。日々の生活の中で、勉強に集中できる環境を選び、そこに身をおくことで徐々に変化していったと思います。だからはじめから出来ないと決めつけないで、まずはやってみること。失敗してもその失敗が成功に繋がるんだと思います」。そんな風に沖縄の高校生にエールを送ってくれた。

大学の友達と金沢の名所、兼六園に出かけたときの写真。「沖縄出身というと、みんな興味を持ってくれて自然と友達もできました。今までに友達と北陸や関西方面に出かけました」。

沖縄帰省中には、地元の友達とビーチバレーなどをして、沖縄の海を満喫したのだとか。

宮城 涼夏　Ryoka Miyagi
沖縄県立名護高等学校出身。金城大学 看護学部 看護学科2年。兵庫県で看護師として働くおばの影響で看護師を志す。「どんな状況でも冷静に処置をするおばがかっこよくて、憧れを抱くようになりました。大学4年間は学業に専念したいです」。

【保護者からのメッセージ】
宮城さんのお姉さん
渡久地 聖里香さん・政悠くん（左）・政仁くん（右）

県外の大学へ進学すると聞いたときは、正直寂しかった家族全員で夢に向かって頑張る妹を応援しています
姉弟4人のなかで、スポーツや勉強が一番できる活発な子でした。看護師の叔母の姿を見て、看護師を目指すようになりましたが、県外の大学に行くと聞いたときは「沖縄県内にも看護師を目指せる学校があるのになぜ県外に行くの？」と寂しい気持ちになりました。でも涼夏が自分で決めたことだから家族みんなで送り出しました。沖縄に帰ってくるたびに、考え方が大人になって成長している姿を見るのが楽しみです。今度帰ってきたときは一緒にバレーボールしようね。勉強頑張ってね!


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