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上手くやれると信じて沖縄から上京|佐久本 拓くん

2016年01月06日

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キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
専門学校ESPミュージカルアカデミー:佐久本 拓くん

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学びたい事さえ決まれば、お金はどうにかして貯められると思う。何歳になってもチャレンジすることが大切だと思います。

interview

自ら動いて新しい事を吸収しながら
自分の道を切り開いていく!

ESP_ギター
ESP_ベース
佐久本君手作りによるギターとベース

佐久本君がこの学校を選んだ理由は楽器を弾く事だけを学ぶより、作る事も学んだ方が深い知識を得られると考えたからだという。入学したばかりの頃は工具やカンナが上手く扱えずに失敗する事も多かったが、それでも一生懸命取り組んでいるうちにだんだん面白くなり、授業の30分前に一人で来て作業を始める事も。「モデルにしていたギターの加工方法を知りたくなり、製造メーカーの連絡先を自分で調べて問い合わせ、作業場を見せてもらいに行った経験もあります。」と涼しい顔で話してくれたが、なかなかの行動力だ。完成品を見せて欲しいと言われていたので、製作したギターを持ってまた職人さんの所を訪れた時は現場の仕事の様子を聞く事も出来たという。
「一人暮らしをしてお金の大切さを感じるようになりました。」と実感を込めて話す佐久本君は、アルバイトしたお金を貯金にまわして既に奨学金の返済の準備を始めている。「上手くやれると信じて沖縄から出してくれた両親には感謝しかありません。」と、上京した事に後悔はしていない。就職活動を前に、どんな風に働いていこうかと自分と向き合っている。

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高校を卒業する時に、軽音部の後輩からもらった寄せ書きと思い出のTシャツ。軽音部の後輩から慕われていた事が分かるメッセージがたくさん並んでいる。
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ギターの製作では繊細な感覚で木材を加工していく。慣れるまで時間が掛かる工具だが、自分に合う道具を見つけたり手入れをしたりと使い込んできた。


life


profile
佐久本 拓 Takumi Sakumoto
沖縄県立浦添工業高校出身。ESPミュージカルアカデミー ギタークラフト科 クラフトコース3年。高校の時は軽音部でベースを弾いていた。「音楽が好きで、楽器屋や楽器メーカーで働きたいと思ったのが進学のきっかけでした。」

【保護者からのメッセージ】
佐久本 嘉信さん・孝子さん

ESP_09460将来どんな道に進んだとしても
後悔しないように頑張って欲しいです。

とにかくマイペースな子でした。人見知りもなく、自分の意見をハッキリと言えるタイプで、そしてユーモアもある子でした。高校で学んだ事と、まったく別の道を希望していると聞いた時は驚きましたが、本人がやりたい事をやらせてあげたい、応援したいと思っていました。実際に経験してみて本人がどう感じて、何を考えるかだと思うので、将来どんな道に進もうとも、後悔しないように頑張って欲しいと思っています。県外に就職したとしても、たまには帰ってきて元気な姿を見せて下さいね。