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受け身じゃダメ、積極的になろう|具志堅 龍星くん

2016年01月06日

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キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
日本工業大学:具志堅 龍星くん

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「内地に出てきても周りに合わせようとせず、沖縄の人のままでいいと思う」というアドバイスには、具志堅くんの実感がこもっている。

interview

ハードとソフトを学び、将来は自分の作品をつくりたい!
技術で売り込めるようになりたいです!

高校卒業後は就職を考えていたが、尊敬する部活の先生から大学進学を勧められて本格的に考え始めた具志堅くん。県外の大学に行きたいと親に話すと「ちゃんと考えているのか」と、本気度を問われたという。進学したい理由や生活費・奨学金など収支を書き出したノートを見てもらい自分の想いを伝えて納得してもらったと笑う。
進学してからは放送研究部へ入部。「大学の放送機材は充実していて、同じ趣味を持つ仲間とも知り合えました。」と楽しそうだ。勉強面でも学ぶ姿勢に大きな変化があったようで「高校では学んでない高度な内容についていけなかったことがあり、受け身ではなく自分から積極的にならないといけないと感じています。」と前向きだ。「将来はプログラミングも学んで、専攻しているハードの知識と合わせて開発に関わりたいです。」
地元に帰りたい?と聞くと「帰ったら畑に行かされるし。」と言いながら「4年制の大学に進学させてもらったのは自分だけで、他の兄弟は働いている。小さい頃から自分の考えを確認して優先してくれた両親に感謝しています。」とも。「帰った時には畑の手伝いするからね。」

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高校から使っている筆箱と大学入学後に購入した財布。「高校から使っていた財布を沖縄を離れてまだ慣れない頃に失くしてしまい、苦労しました」と苦笑い。
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高校では自分たちで制作した電気自動車で移動距離を競うエコデン部に所属し、大阪で行われた全国大会に出場した経験もある。


life


profile
具志堅 龍星 Ryusei Gushiken
沖縄県立宮古工業高等学校出身。日本工業大学 工学部 電気電子工学科 2年。高校の頃は部活動ばかりしていて、毎日親が食事の準備などしてくれていたことに気づいていなかった。「一人暮らしをして親のありがたさが身にしみています。」

【保護者からのメッセージ】
具志堅 いつ子さん

nihonkougyo友達を大切に!
そして成績が下がらないように!

末っ子だったからか、小さい頃から手のかからない子でした。おとなしいと思っていたのですが、自分の意見はハッキリと言うタイプみたいです(笑)。もともと県外に出て欲しいと思っていたので、県外進学には賛成でした。県外で色んな事を経験して欲しいと思っています。家にいる頃はまったく家事をやった事がなかったので、それだけが心配でしたが、なんとか頑張っているみたいです。これからも友達を大切にして、そして成績が下がらないよう頑張ってください!(笑)