キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
関東学院大学:仲嶺 恭平くん
「高い学費を払ってもらっている両親には、とても感謝しています」。一人暮らしを経験して、親のありがたみを感じたという仲嶺くん。
県外進学は、自分自身の成長につながる!
「どこで学ぶか」より「何を学ぶか」で決めた大学選び
関東学院大学にある地方入試制度を利用し、沖縄県内で行われた試験で合格を手にした仲嶺くん。「目指していた学科があったことと、県内で受験できるという点に魅力を感じて受験を決めました」。実際に住んでみると、海も近く、街の雰囲気もどことなく沖縄に似ていたため、すぐに馴染めたそう。以前は内気で人見知りだったという仲嶺くんだが、大学に入り他県の友人が出来たり、アルバイト先の同僚と親しくなったことで、徐々に視野が広がり、対人スキルが上がったという。肝心の勉強について尋ねると、「中学時代から英語が苦手だったので、それを克服しようと、3年生の時にオーストラリアの語学研修に参加しました」と、負けず嫌いな一面も。もともと進学を決めた際、自ら両親に「生活費は奨学金とアルバイト代で賄う」と宣言した仲嶺くんは、毎月コツコツと貯めてきた貯金で、その時の語学研修にも参加した。責任感が強く、地道な努力を惜しまない仲嶺くんの次なる目標は、希望職種での就職。現在はセミナーや説明会に足を運ぶ日々のようだが、持ち前の前向きさで、就職活動も楽しみながら取り組んでいる。
仲嶺 恭平 Kyohei Nakamine
沖縄県立具志川高等学校出身。関東学院大学 経済学部 経済学科4年。県外に出て良かったことは、交通の便が良く、どこに行っても新鮮で新たな発見があるところ。「電車移動には慣れませんが、遊ぶ場所も人との出会いも多いので楽しいです」。
【保護者からのメッセージ】
仲嶺 礼子さん・舞優さん・一司さん
妥協して仕事選びはせず
やりたい事を貫いて。
何でも自分でやる子で、妹にも優しいお兄ちゃんでした。とにかく関東に行きたかったみたいで、高校1年の時から県外への進学を視野に入れていたみたいです。半年に1回は必ず帰省するようにしているみたいで、自分で何もかもするので安心です。自分で決めた事ですし、妥協して仕事を選ぶんじゃなくて、自分のやりたい事を貫いて頑張って欲しいです。定年までは沖縄に帰って来ないみたいなので、充実した仕事をして定年したら帰って来て仏壇継いでよ〜。(笑)