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厳しい環境を選んで正解だった|慶田嵩 萌さん

2016年01月06日

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キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
秀明大学:慶田嵩 萌さん

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県外に出て様々な意見がある事を知りました。多数意見に馴染むのではなく、本当の自分でやっていけば良いと思います。

interview

与那国で英語の楽しさを教えたい!
沖縄や子どもの良さを引き出せる先生を目指します!

小学校の頃から教師になりたいと考えていた慶田嵩さん。秀明大学が教師志望の高校生を対象に教師の仕事や採用試験の情報を伝えている“未来塾”を知り、沖縄での開催に参加した事が進学を考えたきっかけだった。3人兄弟の長女である慶田嵩さんには、給付型の奨学金制度が充実している事も魅力的だったという。「自分に甘いので沖縄の大学では友達と遊んでしまう気がしました。厳しい環境を選んで正解だったと思います。」という同校の特色は、全寮制、夜間学習、学校現場での実習がカリキュラムに多く組まれている事だ。そのため本気で教師を目指す学生が集まり、教員就職率も国公立の教員養成系大学のトップと並ぶ。「沖縄出身の友人らで全国平均より低い沖縄の学力を上げるプランや、沖縄独自の問題を研究しようと話しています。」と笑顔で話してくれた。
県外の大学へ進学することについては、「お父さんは心配していましたが、英語の教師になりたい事を知っていたので“世界中どこでも行って来い!”と言ってくれました。」と笑う。実際にイギリスへの留学も果たし、英語教師という夢に向けて奮闘の日々を過ごしている。

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中学校・高等学校の英語教員免許に加え、英語の時間が必修化されてニーズが高まっている小学校教諭免許の取得も目指している。
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図書館には教育現場で使われている教科書が備えられ、実習の前にはどんな授業をしようかイメージを膨らませる。筆箱は高校から使っているもの。


life

profile
慶田嵩 萌 Moe Kedatake
沖縄県立那覇西高等学校出身。秀明大学 学校教師学部 中等教育教員養成課程 英語専修コース 3年。沖縄の人は英語の文法は苦手でも、話す事は得意なはず。自分自身が中学校の時に楽しく学べた経験があるので、英語を好きになってもらえるような先生になりたいです。

【保護者からのメッセージ】
慶田嵩 ちか子さん

syumei_09464会うたびに大人になったと感じます。
健康には気をつけてね。

4人兄弟の長女という事もあり、家の手伝いや下の子の面倒を見たりと親としてはとても助かりました。与那国島には高校が無いので、まだ中学生なのに自分で考えて島を出る決心をしていました。高校卒業後の進路も2年生あたりから県内に進学するか県外にするか考えていたみたいです。県外に出てからは自分の考えをしっかり持って、大人になったな〜と感じます。電話で元気そうな声を聞けるのが私たちの喜びです。自分のやりたい事を思いっきり頑張って。

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