キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
東海学園大学:上間 麻知子さん
自分を厳しい環境に置いた方が頑張れる
同じ目標を持った仲間の存在がありがたい
6歳から始めた剣道。高校時代は県大会の団体戦で優勝するなど、卒業までずっと練習に打ち込んできたという上間さん。将来の目標である管理栄養士という職業を知ったのは、剣道の合宿の時だった。「合宿中に、栄養士の先生がスポーツ選手にとっての食事の大切さや体づくりに必要な栄養についてお話をして下さったんです。それが食べ物の栄養について興味を持つきっかけでした。沖縄には管理栄養士の資格が取れる大学が無いので、進路は必然と県外でした」。そして、九州や関西などの大学をインターネットで調べる中で東海学園大学に辿り着いた。「管理栄養士国家試験の合格率が高かった事、キャンパス周辺の環境が良かったところが、この学校を選んだ決め手でした」。今年で4年生。入学当初は卒業したら絶対に沖縄に帰ると思っていたそうだが、そんな気持ちにも変化が見えてきた。「沖縄に帰ると色々な面で甘えが出てしまうので、もう少し厳しい環境に身を置いて経験を積むのも良いなと思っています」。沖縄を離れて感じた家族のありがたみや友達の存在の大きさを感じながら、残りの大学生活を精一杯過ごしたいと語ってくれた。
上間 麻知子 Machiko Uema
沖縄県立那覇高等学校出身。東海学園大学 健康栄養学部 管理栄養学科4年。大学生活で印象に残っている思い出は年1回開催される学部行事だそう。「クラス対抗のドッヂボール大会があるんですが、皆が白熱する真剣勝負(笑)。毎回楽しいです」。
【保護者からのメッセージ】
上間 正之さん・美奈子さん
剣道漬けだった親子ですが
今でもずっと仲良しです。
長男と長女の影響もあって幼稚園の時から剣道を始めて、お父さんと一緒に剣道漬けの日々でした。そのおかげかお父さんとはかなり仲良しですね。友達も多くて、周りからも好かれる子でした。高3で剣道を引退して、剣道の先生の影響で管理栄養士になりたいと聞いて、本人なりに考えているんだな〜と思いました。娘を県外に出すのは正直不安だったけど、進学してからは家の事は勿論、弁当も作ったりしていると聞いて成長を感じて安心しました。憧れの先生の様になれるように頑張ってね。