キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
大阪国際大学：名嘉眞 梨乃さん

「内地に来てしばらくはホームシックにかかっていましたが、今は来てよかったと思います。
大阪の人は皆フレンドリーで、沖縄の人以上に親切だと感じるときがあります。また、何事にも積極的な姿勢を見ると刺激になります」。

県外に出るには勢いも必要
たくさんのことを味わいながら夢を実現したい

小さなころから体を動かして遊ぶのが好きだったという名嘉眞さんは、体育教師を目指して勉強に励む3年生。「中学のころは数学が苦手でしたが、先生の指導のおかげでできるようになって、1番得意科目くらいになったんです。自分も同じように友達に教えてみたら『分かった！』と言ってくれたのが嬉しくて。それがきっかけで好きなスポーツを教える体育教師になりたいと思うようになりました」。高校では女子サッカー部の練習に明け暮れ、大学選びをはじめたのは高校3年の夏休み前。教員免許が取得できる大阪エリアの大学をいろいろ調べてみて、県内で試験が受けられるこの大学を受験した。「授業では指導法や授業の組み立て方をはじめ、スポーツの歴史やスポーツ心理学などを勉強しています。でも実技が一番楽しいです（笑）」。残りの学生生活は、大学のプログラムである海外ボランティア研修などにも挑戦したいという名嘉眞さん。「卒業後は沖縄で体育教師になるのが目標です。学ぶことやチャレンジすることの楽しさを生徒に伝えられる教師になって、一人でも多くの子どもにスポーツを好きになってもらえたら」と真っ直ぐに語ってくれた。

名嘉眞 梨乃　Rino Nakama
沖縄県立美里高等学校出身。大阪国際大学 人間科学部 スポーツ行動学科3年。「体育教師になりたいと思っても、体育の教員免許が取得できる大学はあまりなくて。内地に出ようと思い、まず思い浮かんだのが大阪でした」。

【保護者からのメッセージ】
名嘉眞 和美さん

体調にだけは気を付けて
自分のやりたい事をやって欲しい。
県外へ進学したいと言われた時、最初は反対もしました。でも大学の事、奨学金の事など自分で全部調べてきたので本気なんだと思い、最終的には応援しようという気持ちになりました。私たちの前では強がっていたみたいですが、ホームシックになっていたみたいです。でも県外へ進学して、物怖じしなくなり、行動範囲も広がってとても成長したと感じます。自分で目標を決めたので、最後までやり遂げて欲しいです。あと体調にだけは気をつけてね。