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両親には今でも感謝の気持ちでいっぱいです|城間 夢乃さん

2016年01月04日

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キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
相愛大学:城間 夢乃さん

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管理栄養士を目指すきっかけは、母が病気になったときに薬だけではなく食事指導をしていた栄養士さんに憧れたから。
今自分がそこに立っているんだと思うと気持ちが高鳴ります。

interview

管理栄養士として患者の気持ちに寄り添い
無理のない食を提供することで長続きする栄養指導を目指したい

相愛大学を卒業し、現在南部徳洲会病院で管理栄養士として働く城間さん。大阪に進学した当時は、とにかく人見知りだったという。仕送りの足しになればと黙々と励んでいたバイト先の店長に「あんたの人見知りホンマ損やで~」と言われたほど。ホームシックも重なり皿洗いをしながら「私は自分のためにバイトしているけど、親は私のために働いて仕送りしているんだよなぁ」と涙が溢れてきたと当時を振り返りながら「両親には今でも感謝の気持ちでいっぱいです」とまた涙を浮かべる。その店長の一言もあって、大学でもクラスメイトや先生に自分から距離を近づけることを意識したという。「相愛大学恒例の食育をテーマとした学外イベントでは積極的に前に出られた」とも。「いま思えば自分に自信がなかったからなんでしょうね」と笑顔で話す城間さん。「友だちもたくさんできましたし、あのバイトの店長さんには感謝しています」。
卒業後はお母さんとの約束通り沖縄で就職を意識していた4年の地元実習の時、同じ実習生の先輩から学校給食センターの臨時採用の情報を得て即申請。臨時だがトントン拍子に就職も決まった。その後、臨時期間から間を空けることなく現在の南部徳洲会病院に本採用となった。「今の仕事は覚えることも多く大変ですけど、もともと高校生の頃、病院で母に食事指導してくれた栄養士さんへの憧れがスタートなので、患者さんに寄り添って栄養指導ができるスペシャリストを目指して頑張れます!」と力強く語ってくれた。「でも本当は卒業後は少しの間でも大阪に居たかったんですけどね(笑)」。今後の夢はと聞くと「食と健康について勉強することはもちろんですが”食と美容”にも興味があるので、女性のための新たな分野にも挑戦してみたい!」と意欲的だ。

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職場で使用する時計とプライベート用を分けるように先輩に勧められた。 病院という環境で働く上で衛生面にこれまで以上に意識をした瞬間だった。時計を見るたびに気持ちが引き締まります。
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職場の先輩の大城さん。「いつもキビキビしていて頼もしいです。仕事中は厳しい表情していますけど、本当は冗談好きなんですよぉ(笑)」




profile
城間 夢乃 Yumeno Shiroma
知念高等学校出身。相愛大学人間発達学部 発達栄養学科卒業 管理栄養士として南部徳洲会病院勤務 「人に寄り添うことのできる管理栄養士として両親と地元に恩返しをしたい」

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