キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
関西国際大学:渡慶次 美和さん
企画・手配・運営など、結婚式のプロデュースを学ぶブライダルコース。
「結婚のイベントやパレードにも参加でき、実践的に学べるのが嬉しいです」。
家族や友人に支えられている大学生活
県外の人と接して、視野が広くなりました
「私の両親が結婚式を挙げていないので、結婚式ができなかったご夫婦に向けた式をプロデュースしたいと思いました」と語った渡慶次さん。ブライダルと経営の両方を学べる大学を探すと、進むべき道は自ずと県外に定まっていった。「県外の大学に行きたいと両親に伝えた時は反対されましたが、ブライダルについて学びたいと私の想いを伝えて説得しました」。入学した当初は慣れない環境でホームシックになったが、友達ができたことで一緒に出かけることも多くなり、大学生活が徐々に楽しくなっていったという。「もともと人と目を合わせることも苦手だったのですが、自分から行動しないと友達も作れないし、相手も殻を破ってくれないと感じたので、自分がまず変わろうと思いました。経営学科では、自分の考えた企画を授業でプレゼンすることも多いのですが、その中で自分の意志を伝えることの大切さを学べたことは大きかったと思います」。夏からは就職活動が始まるとあって、今はその準備に余念がない。「コミュニケーション能力をもっと磨いて、ブライダルに限らず企画ができる仕事に就きたいと思っています」と新たな目標を語ってくれた。
渡慶次 美和 Miwa Tokeshi
沖縄県立読谷高等学校出身。関西国際大学 人間科学部 経営学科3年。今の目標は両親のように優しさと深みを持った大人になること。「電話をかけてくれた時は必ず聞き役に徹してくれる、両親のさりげない優しさにいつも助けられています」。
【保護者からのメッセージ】
渡慶次 勲さん・瞳さん
壁にぶち当たる事もあるかもしれない。
そんな時はお父さんを頼って欲しい。
小さい頃は体も小さく、甘えん坊でした。お父さん大好きっ子でくっつき虫。今でもお父さんと仲良しです。たまに県外出張で関西に行った時は会いに行っていますが、4〜5時間があっという間で30分ぐらいに思えるほどです(笑)。電話やメールで頻繁にやり取りをしていますが、何かあってもすぐに駆けつけられる距離じゃないのが一番心配です。でも2~3年は県外就職して頑張ってみて、いずれは沖縄に帰ってきて欲しいと思っています。帰って来た時は家族団らんで過ごしたいですね。