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どんなに反対されても進学を諦めたくない|新垣 優菜さん

2014年09月03日

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キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
ESPミュージカルアカデミー:新垣 優菜さん

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両親には経済的に。妹には電話やメールで励まされ、おばぁからは調理しやすいようにカットされた食材を配達してもらい、「家族みんなに支えられている」と話す新垣さん。

interview

ギターへの熱意を伝え続け両親を説得。
いつかは沖縄に帰り、楽器屋さんを開きたい!

「どんなに反対されても進学をあきらめたくなかった」と熱い眼差しで語る新垣さん。中学生の頃から音楽に関心を持ち始め、高校では念願叶い、軽音楽部に所属。ギターの腕を磨いた。「とにかくギターが大好きで、ギターを弾くことも楽しくて仕方がなかった」と語る新垣さんだが、進路を決める際に志したのは、ステージの上に立つことではなくギターを作ることだった。当時の事を尋ねると、「もし両親に進学を反対されたら、自分でお金を貯めて学校に行こうと決めていました」と言うくらい、決意は固かったようだ。そんな新垣さんの真摯な気持ちに、両親も最終的には進学を許してくれたのだとか。進学後は作品が出来るたびに写真を撮り、真っ先に両親にメールをして日々の成果を見てもらっている。また、「沖縄にいる高校生の妹とは頻繁に連絡を取り合い、いつも話を聞いてもらっています」と妹思いの新垣さん。「妹にも東京の大学に通ってもらいたいので、妹が上京できる環境を整えたいです」と、早くも卒業後を視野に入れている模様。卒業後はギタークラフト科の講師になりたいそうだが、ゆくゆくは沖縄に帰り、楽器屋さんを開きたいという夢を持つ。

沖縄写真集
「ホームシックになったときは沖縄の海を見なさい」と叔母から渡された沖縄の写真集。
ネプチューン
1年生のときに作成したギター、その名も『ネプチューン(惑星)』。サブテーマは「自分に似合わないギターを作る」だったが出来上がってみると見事マッチしてしまったそう(笑)。


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profile
新垣 優菜 Yuuna Arakaki
沖縄県立浦添工業高等学校出 身。専門学校ESPミュージカル アカデミー ギタークラフト科 (3年制)2年。趣味はガンプラ作り(笑)と楽器屋巡り。「昔から男子に混ざって活動する事も多く、図工や技術が得意でした!」