キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
城西国際大学：仲宗根 和也くん

入学前は上級看護師を目指そうと考えていたが、熱心な指導教員の姿を見て、いずれは看護教員になりたいという夢を持つようになった仲宗根くん。

県外に出た事で自分の視野が広がった。
最新設備で学び、看護師・看護教員になる！

「初めて過ごす本土の冬は想像以上に厳しく、冬服が無くて困りました（笑）」と、1年目の冬を思い出し苦笑いする仲宗根くん。もともとは理学療法士を目指していたが、病院見学に行った際、看護師のほうがより患者と近い距 離で接せられるのではないかと思い看護師を目指すことに。塾や予備校には通った事がなく、独学で高3の夏から受験勉強を始めたそう。「地元の大学の看護学部も受かったので、県内に進学するか迷いましたが、様々な奨学金制度を利用すればさほど経済面で変わりがない事や、県外に行くチャンスは『今しかない！』と思い、城西国際大学への入学を決意しました」。なんと偶然にも仲宗根くんの幼馴染も同じ進路だったため、アパートも隣の部屋に決めて沖縄時代と変わらず仲良くしているのだとか。進学して良かった事は？という問いに対し、「クラスメイトから文化や価値観の違いといったものを学び、沖縄にいた時よりも視野が広がったと思う」と答えてくれた仲宗根くん。環境が変わったことで、「改めて沖縄の良さを知れた」とも言う。「今年の学祭ではエイサーを踊ったり、沖縄そばやタコライスを売ってみたい」と楽しみにしていた。

仲宗根 和也　Kazuya Nakasone
沖縄県立名護高等学校出身。 城西国際大学 看護学部 看護学科2年。「幼馴染と一緒に上京したので部屋も隣同士にしました。それもあって、一度もホームシックになった事がないのかもしれませんね（笑）」。

【保護者からのメッセージ】
仲宗根 さよりさん

教科書の勉強だけじゃなくて、人との接点を大事に
経験を積み重ねてくれるといいな。
4人兄弟の長男で小さい頃から面倒見のいい子でした。県内だと選択肢が少ないので、県外に出ることについては特に反対はありませんでした。もともと自分で何でも考えて行動できる子なので心配はなかったです。楽しんで学校にも通っているようですので安心しています。バイトも頑張ってるし、自活できてるなと感じています。勉強ももちろん頑張って欲しいけど、友達付き合いを含め、自分が居心地が良いような環境で、充実した学校生活を送ってくれるよう願っています。