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憧れだった小学校教員を目指して|嘉数 由貴くん

2014年08月13日

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キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
関西国際大学:嘉数 由貴くん

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「4年間の大学生活は長いと思っていましたが、過ぎてしまえばあっという間。悔いのないように残りの大学生活を過ごしたいです」。

interview

10年後も20年後も生徒の心に残るような
小学校教員になることが僕の目標です。

小学校教員を目指し、就職活動中の嘉数くん。取材日もビシッとしたスーツ姿でインタビューに応えてくれた。「小学校ときの担任の先生に憧れたことが小学校教員になろうと思ったきっかけです。もともと県外に出たいと思っていましたが、この大学を選んだのは教育学部が尼崎キャンパスに移転したタイミングで、新しい施設で学べることに魅力を感じたことと、保育士資格、幼稚園・小学校・特別支援学校教諭の4つの免許取得が目指せることでした」。3年生では母校での教育実習を経験。現在は、東京・大阪・沖縄での就職を視野に入れ、採用試験の勉強と就職活動を並行して行っている。「内地に来て困ったことは沖縄の方言が通じなかったこと(笑)。大学やアルバイト先などで県外の友達ができたことで、いろんな経験をすることができました。県外進学を考えるときは、“県外に出て何がしたいか”を明確にすることが大切だと思います。大学に入学してから探そうというのではなく、大まかでも自分のなかに目標を持つことで、その目標に向って計画的に進んでいけると思います。県外進学を考えている沖縄の高校生の皆さん、なりたい自分に向ってちばりよー!」。

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「教育実習では、教えるつもりが子供たちから学ぶことばかりでした。最終日にはみんなから“ありがとう”という言葉とこの寄せ書きをもらいました」。
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教員採用試験に向け目下勉強中。「大学で教師という仕事の大変さややりがいをたくさん学びました」。


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profile
嘉数 由貴 Yoshiki Kakazu
沖縄県立南風原高等学校出身。関西国際大学 教育学部 こども学専攻4年。進路の相談はお母さんにすることが多かったそう。「県外進学については、自分の決めた道だから頑張れと背中を押してくれました。早く一人前になって親孝行がしたいです」。

【保護者からのメッセージ】
嘉数 茂雄さん・志保さん・由哉くん

関西国際_0426b成長しているのを
感じれるのが嬉しい。

小3から少年野球を始めて、中3からは駅伝で活躍したりして、色々やる気が出てきた感じですね。進学については高校の進路の先生とも相談してしっかり考えてのことだったので、全面的に応援しました。部活を長くやっていたこともあって、挨拶も上手だし、今でも小学校の時に通っていた習字教室に顔を出したり、人との付き合いを大切にできる子ですね。バイトしながらも学業優先で頑張っているので安心しています。県外で実績を積んで、いずれは沖縄に帰ってきてください。