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難易度の高い国家試験にもチャレンジ! 比嘉 海斗くん

2013年11月08日

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キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
日本工学院専門学校:比嘉 海斗くん

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interview

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(右上)高校時代は陸上競技部で、駅伝のアンカーを毎年務めていたという比嘉君。このシューズは、那覇西で初の3位入賞したとき履いていたもの。
2枚の写真は、高校時代の思い出が詰まった物。上は、授業で習った空手姿で写っているもの。なんと、黒帯の実力者。下は、クラスの集合写真。今でも沖縄に帰省すると、会って近況を報告し合うそう。

スポーツマンからITのスペシャリストへ
難易度の高い国家試験にもチャレンジ!

IT関連会社への就職を目指す比嘉君は、国頭村出身の3年生。高校では体育科と陸上部に所属する、生粋のスポーツマンだった。IT系とは無縁だったため、東京の専門学校に進学したいと話したとき、両親には「県内で進学すればいい」と猛反対されたそう。1ヵ月かけて説得し、4年制の専門学校ならば……ということで、なんとか許しを得ることができた。4年制の強みは、スキルやテクニックを身につけることはもちろん、就職にも有利な高度専門士の称号を取得できること。「この学校では基礎から丁寧に教えてくれたので、楽しく勉強できました」。比嘉君はかなりの努力家で、技術の上達も早かった様子。国家試験である情報処理技術者試験では、最高難易度に分類される『情報セキュリティスペシャリスト』と『データベーススペシャリスト』に2年次で合格。これは開校以来、初めての快挙だ。今年はさらにステップアップし、『ネットワークスペシャリスト』の試験合格を目指して猛勉強中。さらに学校生活では、オープンキャンパスのスタッフも務め、200人もの学生のスケジュールを管理。リーダーとしての自覚も強くなったという。「出された課題を解くだけでなく、自ら問題を見つけて解決していくことを意識するようになりました」。ITを学ぶ同級生の中には、パソコンには詳しいが、職人気質で話しベタな人も多いという。「だからこそ、マネジメントの仕事をしたいんです。お客さんと現場の意見を聞きつつ、間に立って架け橋になれるように」。そんな彼のモットーは、「自分の言葉に責任を持つこと」、「なんとかなるではなく、なんとかする」、「失敗しても切り替えて自分を押すこと」。「この3つの軸を掲げ続けて、年収1000万円を稼ぐという目標を叶えたいです!」満面の笑顔で、そう話してくれた。

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将来は年収1000万円を目指す比嘉君。まずはその足がかりとなる国家試験、『ネットワークスペシャリスト』の取得に向けて、現在猛勉強中!分厚い教科書を持ち歩きながら、熱心にページを進めている。

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東京に出てきて大変だったことを聞くと、「時間がないこと」だと話す。毎日予定が入っていて、彼のスケジュール帳には文字がぎっしり。オープンキャンパスのスタッフ200人の連絡を滞りなく行うために、自分のスケジュールもしっかり管理している。


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profile

比嘉 海斗 Kaito Higa
沖縄県立那覇西高等学校出身
日本工学院専門学校 ITカレッジ ITスペシャリスト科3年
「稼げるようになったら、お金はもちろん、言葉でも両親に返していきたい」

【保護者からのメッセージ】
比嘉 恵美子さん

k.higa7社会に出ても困らないように
整理整頓できるように頑張って

明るくて、障がいがある父親のことも物怖じせず、遠くからでも大声で「お父さーん!」と呼んだりする子どもでしたね。中学校から陸上を始め、那覇西高校に進学して九州大会にも出場しました。今は小学校の頃から興味があったIT関係に進みましたが、本当に頑張っているようで、保護者面談で先生にも褒めてもらいました。勉強は心配してませんが、生活面も規則正しくできるようになって欲しいです。

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