キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
相愛大学:又吉 澪さん
「大阪に来て困ったことは土地勘がないので道がわからなかったことと“いんちき”などの沖縄の方言が通じなかったことです(笑)」。
家族に対する感謝や自立心、一生の友達、自分の夢。
大学でいろんなものを見つけることができました。
22歳の誕生日に大学の友達からもらった色紙。「ゆずのジャケットイラストを真似て友達が描いてくれました。ゆずの大ファンなのでもらった瞬間、抱きしめてしまいました(笑)」。 |
「栄養士として働く叔母さんの影響で食の分野に興味を持ち、食事面から自分や家族の体のケアができるようになりたいと思ったんです。食について学べる学校を調べていくうちに“管理栄養士”という資格があることを知りました」。
そう話す又吉澪さんは、来年の3月に管理栄養士の国家試験を控えた大学4年生。
4年生になって、国家試験に対する意識がさらに高くなったという。「経済的に負担をかけている両親のためにも国家試験には絶対合格しなくてはいけない。今、そんな気持ちでいます。大学入学当初は漠然としていた将来の目標も進級するたびに明確なものになりました」。まずは国家試験に合格し、卒業後は大阪の保育園や老人ホームで働きたいという又吉さん。
今までの大学生活を振り返り、こんなことを話してくれた。「高校時代の友達や大学で出会った友達、そして家族。今まで、周りの人たちの支えがなかったら乗り越えられなかったことがたくさんあります。私を支えてくれているみんなのためにも、自分の夢は現実のものにしたい。ありきたりかもしれませんが、関わった人から“ありがとう”と言われる管理栄養士になりたいです」。
又吉 澪 Mio Matayoshi
沖縄県立前原高等学校出身。
相愛大学 人間発達学部 発達栄養学科4年。
「今年の3月、病院の現場実習でおじいさんの栄養指導に同席させてもらいました。少しお話をしただけなのに、次に会ったときに私のことを覚えてくれていて。管理栄養士の仕事のやりがいを感じました」。
【保護者からのメッセージ】
又吉 修さん・智子さん
管理栄養士になって
沖縄で就職して欲しいな
小さい頃から活発な子で、小学校から高校まで卓球をしていました。県外への進学は最初から決めていたみたいで、姉が大阪にいることもあって、そんなに不安もありません。高校生の時に比べたら、精神的に成長したと思います。友達も多いみたいですし、時々「料理したよ」というメールが来たりしてうれしいです。
管理栄養士の国家試験に合格するようにしっかり頑張ってね。何年後かには沖縄に戻ってきて下さい。
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