キャンパスライフレポート
沖縄県外で頑張るうちなーんちゅ
国際医療福祉大学:川上 純矢くん
目標は“国境なき医師団”に入団すること。
世界を舞台に活躍する人になりたい。
青と赤の配色がひと際目を引く自転車は、オーダーメイドで購入したお気に入りの一台。街中を自転車に乗って颯爽と走る姿がキマッていた。 |
「最終的な将来の目標は教科書に載るような人物になることです。」
照れながらもそう話す川上純矢くんは、小学生のころに“国境なき医師団”の講演を聴いて自身も医療の道に進むことを志したという。
「医療が足りない地域の悲惨さを知り、自分も力になりたいと思ったんです。進路選択のときも迷わず医療系の学校を探しました。」
現在も自分の目標に向かって歩みを進める川上くんだが、大学合格までの道は険しいものだったという。
「高校のころ、僕の学力は志望校の合格レベルに達していませんでした。でも絶対に合格したくて、そこから猛勉強を始めたんです。夏休みは一日中勉強をして、わからないところはとことん先生に質問したり。それでなんとか偏差値を合格ラインにまで上げることができました。本気で大学に行きたいと思っていたからあれだけ頑張れたのだと思います。だから高校生の皆さんも行きたい学校があるなら、合格に向けて諦めずに頑張ってほしい。諦めなければ必ず受かると伝えたいです。」
国境なき医師団への入団に向けて、これからは英語の勉強も頑張りたいと話す川上くんのチャレンジはこれからも続いていく。
川上 純矢 Junya Kawakami
沖縄尚学高等学校出身。
国際医療福祉大学 福岡看護学部 看護学科2年。
「3年次に海外研修があることがこの大学に決めたポイントでした。中国、ベトナム、台湾など、現地の医療機関で約1か月間の実習を行う海外研修が今から楽しみです。」
【保護者からのメッセージ】
川上 由起さん
「ありがとう」の言葉がうれしい
友達もたくさんつくってね
小学生の頃から、少年の翼や陸上など色々な事に積極的にチャレンジする子どもでした。でもなかなか思うような結果が出なくて、親はハラハラするんですけど、本人は案外ケロッとしてて。今もそれは変わらないですね。甘えん坊なので、県外への進学は心配でしたが、最近の言動には成長を感じています。体には気をつけて、国家試験に向けて頑張って。海外にいく夢もありますが、いつかは沖縄に戻って来て欲しいです。
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