2018年8月16日(木)
9:00~15:30 結団式、渡航、東京到着
さて、今年もいよいよ県外体験入学ツアーがはじまります。ツアーに参加する沖縄の高校生総勢33名が朝9時に那覇空港に集合!! 定刻から若干遅くなりましたが、無事に東京へ向け飛行機は飛び立ちました。2時間半のフライトに1時間半のバス移動。移動中のバス内でツアー中の諸注意や県外体験入学ツアーの心構えをレクチャー。15時30分、宿泊先となる八王子のホテルへ無事到着しました。
17:00~22:00 オリエンテーション&夕食交流会
ホテル到着後、さっそく日本工学院八王子専門学校のスタッフ荒木さん、阿蘇さんによるオリエンテーションがスタート。体験入学希望の学科など積極的に相談しながらエントリーシートに記入する学生たち。質問する姿に今回の体験入学に対する真剣さがうかがえます。そして今回、日本工学院八王子専門学校在校生、青木史也さんと隅田大和さんがサポートしてくれました。エントリーシート記入に続き、奨学金について久米先生が丁寧にレクチャー。夢を叶えるためにも避けては通れないお金の課題です。生徒たちは久米先生のお話にしっかり耳を傾けていました。そしてお待ちかねの楽しい夕食タイム!! 引き続き在校生のふたりとスタッフの方々も加わり、夕食を共にしながら学校や生活面でのアドバイスを。沖縄県内のいろんな高校から集まったツアー参加者も自己紹介などで和み、少し打ち解けた様子。先輩も一緒になっての楽しい食事会でツアー1日目のプログラムが無事終了しました。
8月17日(金)
6:30~18:30
早朝、6時半〜7時半に朝食を済ませまずは、日本工学院八王子専門学校の学生寮見学へ。寮は、12階建てのおしゃれな高層マンション!! 皆、思い思いに東京生活を想像していました。学生寮見学終了後、いよいよ日本工学院八王子専門学校へ。到着するやいなやその規模の大きさに再び目を丸くする学生たち。東京ディズニーランドがすっぽりと入るくらいの敷地面積なのです。それにしても広いですね。学生たちもパンフレットでは感じることのできないそのスケール感を早くも実感。日本工学院には、7カレッジ39学科117の専門分野があります。33名の学生たちは、専攻する学科・コースに別れ、いよいよ体験入学がスタート!! 「デザインカレッジ」「ITカレッジ」などの座学では、沖縄の学生が前の席を陣取り熱心に先生の話を聴いている。「クリエイターズカレッジ」でも自分から質問するなど、臆する事なく積極的にアプローチしてる姿が目立ちました。「見ているだけと実際に触れるのとでは全く違う。」「キーワードは、一歩前へ出る勇気。30センチの距離は自分で詰める。」体験入学に入る前にレクチャーしたことをしっかり実践してくれています。昼食をはさみ約5時間の内容の濃い授業を受けたツアー参加者は、疲れた表情も見せず、おのおのが体験してきた内容を互いに報告し合いテンションもマックスです! 今回のツアー参加者を代表して中野紫音さん(糸満高等学校)がお礼の挨拶を。それについで感謝の気持ちを全員でスタッフのみなさんに伝え、日本工学院八王子専門学校を後にしました。ここで学生のみなさんにサプライズ企画。八王子から蒲田まではバスで移動なのですが、10名限定で電車移動体験を。電車移動組は、ここでもまた楽しい伝説を作ったようです(笑)。
18:30~20:30 夕食&交流会
2時間半の移動後、日本工学院専門学校蒲田校へ到着。校内のレストラン・ラウンジで夕食&交流会。昨年、この県外体験入学ツアーに参加し、今年入学した沖縄出身の在校生、岸本七江さん(北中城高等学校出身 ダンスパフォーマンス科1年)に加わっていただき、食事をしながらのコミュニケーションです。最後に、参加者全員が本日の体験入学の感想を発表。それぞれ、充実した体験をしたようで、人前で話すことが苦手な生徒も一生懸命自分の言葉でしっかりと発表。今日一日体験したことで小さな意識改革が生まれたことを実感しました。個人発表の後は、33名の参加者おのおのが自由な雰囲気で交流。緊張感から解放され和やかなムードで本日のプログラムを終了しました。
8月18日(土)
7:30~13:00
7時半から朝食、9時には徒歩で日本工学院専門学校蒲田校へ。20階建ての3号館で早速オリエンテーションです。それぞれが専攻する学科・コースを登録し体験入学がスタート!! この日も学生に同行取材を敢行。昨日同様、前の席に座り積極的にアプローチしています。どの学生の表情もみなイキイキ! 体験も充実の内容でした!!
13:30~20:40
ランチの後は、教室に戻り再びオリエンテーション。そして参加した生徒の中から、屋富祖歩夢さん(美来工科高等学校3年)、平良琉雅さん(知念高等学校3年)、松本怜さん(美来工科高等学校3年)、中野紫音さん(糸満高等学校3年)等に県外体験入学ツアーに関する感想を発表してもらいました。体験入学を通して進路をしっかりと見据えられた人、八王子と蒲田の違いを肌で感じ、進学する学校を決めた人など、発表の内容も濃く、この2泊3日での成長を感じることができる発表でした。最後にこのツアーを企画推進、ご尽力いただいた日本工学院専門学校の内田さん、宮原さんから参加者にエールが贈られ、それを受けて参加者を代表し又吉明さん(中部農林高等学校)がスピーチ。全員で感謝とお礼の言葉を述べて体験入学は無事終了しました。最後に「30センチの距離を自ら縮め体験すること」、「保護者のみなさんときっちり話し合うこと」、「考えていること、思っていることをしっかり伝えられるよう意識すること」、「学校生活の2年~4年、そしてその先の仕事までイメージし、進路選択をチャンスと考えること」などこのツアーの意義をエールとともに伝え、参加者一人ひとりと将来の夢に向かってしっかりがんばることを約束した。そう、この県外体験入学ツアーは、単に学校体験をするだけでなく将来を共にする友に出会えたり、自分の将来と真剣に向き合う場でもあるのです。このツアーが彼らの人生、未来において大きな指針となることを心から願います。ツアーに参加した高校生のみなさん、本当におつかれさまでした。しっかり自分自身と向き合い、夢を実現できる進路をしっかりと選択してください。ハンズ進学応援室は、今後もみなさんの夢探し、夢実現をサポートします。
沖縄カルチャーの広告塔 幸田 悟
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