2015年7月31日（金）
10:00～16:30　結団式、渡航、東京到着
さて、今年もいよいよ県外体験入学ツアーがはじまります。ツアーに参加する沖縄の高校生総勢30名が無事9時40分、那覇空港に全員集合!! 沖縄県内の様々な高校から参加している仲間との初対面となるこの瞬間から2泊3日のツアーがスタートします!! 結団式、記念撮影を済ませ、搭乗手続きを。定刻から若干遅くなりましたが、無事羽田空港へ向け飛行機は飛び立ちました。
羽田空港到着後、チャーターしたバスで本日の宿泊地八王子へ。
移動中のバス内でツアー中の諸注意や県外体験入学ツアーの心構えをレクチャー。その後、学生一人ひとりとコミュニケーションを。このコミュニケーションはとても大切な時間なのです。集団としてではく、個として接することのできる唯一の時間。個々の夢を叶えるためのツアーなんだという意気込みが伝わってきます。

17:00～22:00　オリエンテーション&夕食交流会
ホテル到着後、さっそく日本工学院八王子専門学校の宮原さん、一場さんら2人のスタッフによるオリエンテーションがスタート。そして今回も、沖縄出身の日本工学院専門学校在校生2名がサポートしてくれました。以前、県外体験入学ツアーに参加して日本工学院八王子専門学校に入学した池原輝（那覇高校出身建築設計科1年）さん、古波蔵進之助（知念高校出身 ITスペシャリスト科 2年）さん。沖縄出身の先輩がいるというのは心強い限り。
1時間のオリエンテーション&エントリーシートの書き込みをしたあと、奨学金について久米氏が丁寧にレクチャー。夢を叶えるためにも避けては通れない課題です。講演終了後も何名かの生徒は、久米氏に熱心に質問するシーンも。
そしてお待ちかねの楽しい夕食タイム!!
オリエンテーションに引き続き日本工学院八王子専門学校の在学生2名、さらに昨年も協力してくれた、在校生の渡嘉敷有紗（Webデザイン科3年）さんも加わり、夕食を共にしながら先輩達から学校や、生活面でのアドバイスを。参加者も自己紹介などで和み、少し打ち解けた様子。先輩も一緒になっての楽しい食事会&交流会で1日目のプログラムが無事終了しました。

8月1日（土）
08:00～15:00
朝食を済ませ8:00にロビーに集合。まずは、寮見学へ。寮といっても12階立てのおしゃれな高層マンションの様!! その後、いよいよ日本工学院八王子専門学校の体験入学。到着するやいなやその規模に再び目を丸くする参加者たち。東京ディズニーランドがすっぽりと入るくらいの敷地面積なのです。パンフレットでは感じることのできないそのスケール感を早くも実感。希望するコースに別れ、いよいよ体験入学がスタート。消極的では？ と思っていた沖縄の生徒たちが、学科説明では前の席を陣取り熱心に先生の話を聞いていたり、体験授業でも臆することなく自ら手を挙げ機材を持ち、ステージに上がり積極的にアプローチしている姿が目立つ。「キーワードは、一歩前へ出る勇気。30センチの距離は自分で詰める。自ら勇気を振り絞る事」と体験入学に入る前のアドバイスをしっかり実践してくれています。昼食をはさみ約5時間の内容の濃い授業を受けたツアー参加者は、疲れた表情も見せず、おのおのが体験してきた内容を互いに報告し合いテンションもマックスです! 学校をバックに全員で記念撮影した後、今回のツアー参加者を代表して名嘉山竜之介くん（読谷高校）が御礼の挨拶を。それについで感謝の気持ちを全員でスタッフのみなさんに伝え、日本工学院八王子専門学校を後にした。

18:00～20:30　夕食&交流会
2時間半のバス移動後、日本工学院専門学校（蒲田校）へ到着。校内のレストラン・ラウンジで食事会&交流会。日本工学院専門学校のスペシャルゲスト、沖縄出身の在校生、上村一隆（首里東高校出身 情報処理科1年）さん、新垣良羽蕗（美来工科高校出身ダンスパフォーマンス科1年）さんにも加わり食事をしながらのコミュニケーションです。夕食後は、参加者全員本日の体験入学の感想を発表。それぞれ、充実した体験をしたようで人前で話すことが苦手な生徒も一生懸命自分の言葉でしっかりと発表。今日一日体験したことで彼らの中に「しっかりと思いを伝える」という小さな意識改革が生まれたことを実感しました。経験は裏切らない。新しい体験を通して得た気づきです。

8月2日（日）
09:00～12:00
体験入学2日目は、蒲田にある日本工学院専門学校（蒲田校）を体験。最終日のこの日は午前中だけの体験となるため、1日目と同じ学科を体験する生徒、あえて違う学科を体験するなどさまざまですが、前日の経験を踏まえて皆ますます積極的。どの生徒の表情も生き生きとしていて、充実しているのが手に取るように分かります。

12:00～14:30
昼食後の、全員参加の最終報告会では、数名の生徒に3日間の感想を発表してもらいながら「30センチの距離を自ら縮める」「上手く話せなくてもいいから自分の思っていることをしっかり伝えられるよう意識する」ことを伝えた。最後にこのツアーを企画推進、ご尽力いただいた日本工学院専門学校の坂本さん、内田さんから学生のみなさんにエールが贈られた。それを受けツアー参加者代表で福地玲伽（那覇高校）さんがスピーチしたあと、全員で感謝とお礼の言葉を述べて体験入学は終了した。那覇空港での解散式では、生徒一人ひとりに声をかけ将来の夢に向かってしっかりがんばることを約束した。この県外体験入学ツアーは、単に学校体験をするだけでなく将来を共にする友に出会えたり、自分の将来と真剣に向き合う場でもあるのです。このツアーが彼らの人生、未来において大きな指針となることを心から願います。ツアーに参加した高校生のみなさん、本当におつかれさまでした。しっかり自分自身と向き合い、夢を実現できる進路をしっかりと選択してください。ハンズ進学応援室は、今後もみなさんの夢探し、夢実現をサポートします。