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世界の子どもたちに「最高の授業」を|シンガク対談

2013年11月07日

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シンガク図鑑プレゼンツ
シンガク対談
税所 篤快×森 弘逹

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interview

教育支援隊“e-Education”で
世界の子どもたちに「最高の授業」を

世界で貧困や紛争のため、レベルの高い教育を受けられない子ども達のために映像授業を実施しているドラゴン桜「e-Education プロジェクト」のリーダー税所篤快さん。彼の活躍には今世界中から熱い注目が集まっている。今回、新著書の出版を記念して来沖した税所さんをお招きし、沖縄で教育活動や地域活動に取り組んでいる昭和薬科大学附属高等学校・中学校教諭 森弘逹先生とのスペシャル対談が実現!

【ドラゴン桜「e-Education プロジェクト」とは】
新興国と呼ばれる国には、生まれた環境で未来をあきらめる若者が多い。「そんな子どもたちの未来を切り開きたい」という思いから生まれたプロジェクトで、国内最高峰の先生の授業をDVDに収録し、貧しい学生たちにチャンスを提供している。1年目はバングラデシュの農村ハムチャ村で行われ、生徒の1人が国内最高ランクのダッカ大学に見事合格!その他18名の生徒も大学進学を決めるという快挙を成し遂げた。今年で活動4年目、7カ国8地域で展開中。

教育を諦めないことで
夢を追い続けられる可能性を

130920TD143_DxO税所 『「最高の授業」を世界の果てまで届けよう』を読んでいただけたそうで、いかがでしたか?
 率直な感想は、「若いのにすごいなぁ」って思いました。若い人が活躍しているのは非常に嬉しいことです。反面、負けてられないなって。
税所 全然負けてないから大丈夫です。
 e-Educationには可能性を感じますね。私が勤務している昭和薬科大学附属高等学校・中学校(以下薬科)の生徒たちは、経済的に豊かであるご家庭が比較的多いと思います。でも、お金をかけなくても、チャンスが与えられるっていう意味ではe-Educationは非常にいいものだなぁと。公立高校の授業料は無償化になったけど、私立高校は無償じゃないし、大学は国公立でも私立でも高額の授業料がかかりますよね。それに、沖縄とか地方から東京の大学に進学すると、さらにお金がかかります。そういう点では、e-Educationは教育を受ける側の負担が軽くなりますし、教える側としても競い合いのような形になるので、教育内容がどんどん進化していく。先生たちの競争のようなことも良い意味で起こるかなと思います。
税所 中東とかアフリカなど、世界的に色々見てきて、やはりどんどん教育にお金がかかるようになっていく傾向がありますよね。どこの国に行っても私立や塾がかなり勃興してきていて、中間層以上の人たちがそういう教育にどんどん集まっています。
 そういう中で、e-Educationは先進国でも新興国でも、経済的に余裕のない家の子どもが希望を捨てずに、夢を追い続けられるような可能性をすごく持っている。近年、MOOC(ムーク)でハーバード大学やMIT、スタンフォード大学の授業をインターネットを通じて無料で受けることができます。また、2014年からはこれに日本の大学も参入し、日本語で授業を受けることができるようになります。さらに、小学校・中学校・高校の授業についてもこの動きがあります。これによって教育格差が解消されることを願っています。
税所 最初にプロジェクトで取り組んだバングラデシュは日本以上に学歴社会で、国立大学の最難関であるダッカ大学を頂点としたヒエラルキー(階級制)が完全に出来ていて、そこに乗れないと良い職とか安定した職に就けないんです。日本よりも受験戦争が激しいかも。社会に出て転職する時も、中学・高校卒業試験のスコアを聞かれるんですよ。それぐらい学歴が重視されるんです。
 識字率は結構低いですよね?
税所 まだ低いです。
 バングラデシュのハムチャ村では字を読めない子どもたちや、教育もほとんど受けていない子どもたちも多いんですか?
税所 最近、国連やユニセフが小学校を無料化しようと頑張っているので、だいぶみんな小学校に行けるようになったんですが、ドロップアウトしてしまって続かない子も多いので、日本の様にずば抜けて良くはならないですね。家庭の手伝いとか、女子は15歳で結婚しなきゃいけないとかで、まだまだ教育が重んじられていないんです。そういう閉塞した状況なので、この本の中にもある「ダッカ大学合格」のような分かりやすい神話を1つ作ってあげることが一番重要だと思いました。
 成功モデルが出来ると、それが目標になって頑張れる子どもが出る。
税所 そうです。

e-Educationを活用して
参加型・対話型の授業に

130920TD070_DxO税所 世界の格差がある中で、日本国内の格差の話もあるじゃないですか?大学の友人が「沖縄は学力が一番低い」という話をしていたのを思い出しまして、その辺りは教えていてどうなんでしょうか?
 8月の下旬に文部科学省が全国学力テストの結果を発表したんですが、沖縄はかなり大変な状況です。薬科の生徒たちはみんなしっかりと勉強していて優秀な生徒たちばかりですが、やはり地域社会に暮らすものとしては、税所さんがやってるようなことは沖縄でもいきるかなと思います。新興国の格差も深刻ですけど、先進国の貧困はもっと悲惨かなって。だって同じ先進国に住んでいるのに100倍の格差とか嫌じゃないですか。新興国だったら「みんな貧しいから、みんなで頑張ろう」ってなるけど、先進国で経済格差や教育格差があると「こんなに違うから頑張れない」とか「上には行けない」って諦めてしまう。
税所 うちのチームも最近その問題に気付いたんです。途上国だけじゃないということで、今年進出したのが東ヨーロッパのハンガリーです。ハンガリーって一応ヨーロッパなので、「大丈夫かな」とか「成熟してるから教育格差なさそう」と思ったら、蓋を開けて見るとジプシーとかロマとかが結構下の方にいて、「めっちゃ階級格差あるやん」っていうのでe-Educationの活動を開始しました。なので、まさに僕たちも同じ問題意識を持っています。
 私は浦添市に住んでいます。浦添市では、てだこ市民大学の運営委員や講師として生涯学習の御手伝いをしています。最近、浦添市長から教育についてアドバイスを求められる機会がありました。教育長にも会って話をしています。2014年2月には、浦添市てだこホールで藤原和博先生と私で特別授業を行う予定です。
税所 それはどういう議論なんですか?
 公立小学校や中学校だと非行や不登校といった問題があって、学力を伸ばす以前に、生活習慣の改善とか、学校に行って授業を受けられる体制を作らないといけないということです。そういった問題って全国各地にはたくさんあります。それに所得が低い地域っていうのは、家庭環境が良くない場合もあります。そういったことを考えると映像の授業っていうのはそこでもいきるんじゃないかな。いじめや精神的な問題で、どうしても学校に行けない子がいます。でも、そういう子だって勉強したい子も必ずいます。e-Educationであれば自宅からでもパソコンやタブレットで授業を受けられますよね。あとは例えば病院の院内学級もこの仕組みを使うと授業が充実するでしょう。e-Educationは病気や障害を抱えていたり、不登校だったり、そういう子どもたちに授業を提供できるものだと確信しています。
税所 なるほど。
 それと、学校の先生は、授業以外にもやることがすごく多くて、とても忙しいです。税所さんの本のタイトルでもある「最高の授業(映像授業)」を日本全国や、世界中から集めてインターネットで配信し、そこに学校や病院、家からもアクセスできるようにして、学校の授業はそれを見ればいいと思う。先生はいるけど、授業はそれを見せるんです。先生がさぼるって意味じゃないです。で、先生に少し余裕ができたところで、授業はコミュニケーション型の授業にする。参加型で討論したりとか、生徒一人ひとりに対する面談を増やすとかできるようになるかもしれません。そう言った意味でも可能性はあるかなと思います。世界の一流大学や欧米の一流高校の授業はすべて参加型です。
税所 このe-Educationでも、1年目にバングラデシュで映像授業だけを見せていた時は、生徒がどんどん来なくなったんですよね。「なんでかなぁ」と思ったら、ちゃんとメンタルケアやアドバイスしてくれる相手が必要だということで、結果として大学生のメンター(助言者)をつけて、質問対応や分からないところを聞けるようすると一気に授業への出席率が上がったんです。そういう意味でやっぱり「最高の授業」って言うのはコンテンツはもちろん大事なんだけれども、誰か人間がいて、コーディネートとかメンタリングとか導いてあげる人がいないとうまくいかないのかなと。今のお話はまさにその通りだなと思います。

海外でリアルRPG
仲間を見つけ、聞く力を養う

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『「最高の授業」を世界の果てまで届けよう』発売を記念して、9月20日にジュンク堂で行われたトークイベント

税所 私は世界の色々な所を歩いていて、どこでそのプロジェクトを始めるかっていうと、「これだ」って思うような教育の実践をしている人に会った時に、「この人だったら何かできそうだ」ってピンときて始めるんですよね。だから、森先生とも沖縄で、日本で、世界で是非何かやりたいです。
 やりたいですね。沖縄には地理的要因、経済格差、教育格差など多くの問題があってなかなか良い教育に触れることができないのが現状です。しかし、沖縄本島も離島も含めて全地域で、幼児から大人まで含めて、良い教育を受けることは絶対必要だと思います。
税所 素晴らしい先生たちはいらっしゃるんだけど、離島のように地域が離れるとどうしてもアクセスしにくくなるので、そこで何かできないかなって思いますね。それと、沖縄出身者のプレイヤー(プロジェクト参加者)がまだいないんですよ。是非沖縄出身者で「ドラゴン桜やるぞ」という人が出てきて、一人ロールモデルがいると全然違うので、卒業生でも候補生でも、いい生徒がいれば是非うちのチームに推薦して頂きたいと思います。
 分かりました。薬科の卒業生だけじゃなくて、私は地域活動もしてるので地域でも参加者を募ります。
税所 チームメンバーは本当に多様です。フィリピンに行った秦くんって青山学院大学の生徒はTOEICが990点満点で250点しか取れないという、そんな彼が英語圏の国を担当すると。でも、行ってすったもんだやっているうちに何とか意思疎通ができるようになって、なんとなくやってるんですよね。現地での予測不能な事態にもまれてですね、かなりたくましくなって帰ってくるんです。向うでは失敗と成長のサイクルが日本にいるよりも10倍速ぐらいで回って、見違えるように成長します。最初は送り出す方も不安はあるんですが、本人はやる気だけはあるんです。「いまいち日本の大学生をしてると社会に役立ってる実感がない」と思っている学生が、何か見えるような貢献がしたくて、「自分でも社会になんかしてるっていう体験をしたいんだ」って。だからこういう所に行って、仲間もいないし、レベルも1の状態からリアルにRPG(ロールプレイングゲーム)をやるんです。お金もないっていう状況で新しい国に降り立って、そこから友達を見付けることから始まり、宿を確保し、拠点を決めて、大学の中にインタビューに行って、ひとりひとり仲間を増やし、先生たちに挨拶行って、たまに連絡取れなくなったりとか、泥棒にあったりとかしながら、リアルRPGの中でドラゴン桜が成長していく過程があって、それはすごく今の日本では貴重なプログラムだと思います。
 インタビューできる、インタビューする力っていうのは非常に鍵かなと思います。私はインタビューの授業をやってきました。沖縄で戦後活躍して生き抜いてきた人を1人決めて、生徒たちがチームをつくってインタビューを行い、それを冊子にまとめました。そういった中で、学校の先生や親だけじゃない、別の人にアプローチでき、そこから学ぶこともできます。ドラゴン桜はそれを海外でやるんですからもっとすごいですよね。
税所 相当力はつきますね。ドラゴン桜がその国で成功するかどうかっていうのは3つくらいポイントがあって、「図々しさ」っていうのがないとなかなかゼロから始められないですよね。人にお願い事しないといけないので。2つ目が「インタビュー力」。聞く力がないと相手も自分の事だけ喋ってるやつだと思って、理解し合えないんで、聞き込める力が必要です。3つ目はやっぱりパッション。この3つが揃うとかなりの確立で良い仲間がどんな国でもでき始めます。良い仲間ができると自然に物事はうまく進むので、そんなドラゴン桜7カ国8地域お送りしています。1つ目と2つ目は次第に身についていくものなので、3番が一番大事なんですね。パッションがあるという人は是非参加して下さい。

e-Educationでキャリア教育
将来を考える布石に

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イベントではサイン会も行われ、世界で活躍する税所さんを一目見ようと多くの方が訪れた

 沖縄はこれまで、国家公務員試験Ⅰ種を受けて官僚になる人は少なかったんですけど、最近国のために頑張ろうという若者が増えています。そういった意味では色々な分野に沖縄の人が進出して、そこで色々学んで帰ってきたり、ネットワークを作ったりするので、少しずつですけど、沖縄が良くなっていくと思います。学校の先生が授業するだけではなく、
e-Educationによって沖縄出身者で例えば「東京で弁護士してます」とか、「離島で医師してます」とか「海外でビジネスしてます」とか、中央省庁で働き「将来戻って来たら沖縄の基地問題を解決したい」といった若者も育ってきているので、沖縄の子どもたちがそういう先輩たちにもう少し簡単にアクセスできるといいですよね。
税所 おもしろいと思います。
 そういうものを紹介して、例えば総合的学習とか進路面談の時間に見せたりね。それで「将来考えよう」というのはすごく良い仕組みかな。
税所 ありですね。
 これまでは、県外から呼ばないとそういうものが聴けなかった。もちろん生が一番良いんだけど、それには交通費がかかったり、講師の謝礼がかかったりとか、授業のやり繰りとかもあるんで、インターネットを通してそういったものを作れるといいかなと思います。それと税所さんにぜひやって頂きたいのは、「こういったことをするには、こういった力が必要だ」というのを高校生や大学生など次の世代に伝えてもらいたいです。社会起業でNPOやNGOをやりたいっていう想いのある若者は多いです。でも、実際に計画立案して、組織を作り、関係者に依頼をして、広報して、人を集めてとか、そういったところでは現実の壁にぶち当たるんです。だから、そういうものがあると、何かやろうっていう人のヒントになったり、助けになったりすると思いますね。
税所 それは是非やっていきたいと思います。

世界で、地域で、
誰もが安心して学べる環境を

DSC_4808税所 僕は今、「秘密ミッションサンダーバード」というのを邁進してまして、ボストンにサンダーバード風の秘密基地を作ってそこから世界中に飛べるようにしたいと思っています。。「国際教育救助隊構想」という作戦で、チームの中ではコードネーム「サンダーバード」って言います。そのために僕がハーバード大学に進学する予定です。東京でこれぐらい仲間作りできることが分かったので、ボストンでどのくらいできるのか試してみたいんですね。世界中の高官の御子息たちを味方にして、「ちょっとお前の親父のところに営業行くぞ」って。
 それはすごく大事なことですね。案外見えない様で、経済でも教育でも政治が決めているから、日本国内でも外国でも、そこに少しずつ良い影響が出てくる。面白いですね。税所さんの長期目標ってなんですか?
税所 最終的には日本での貢献とか地元での貢献というのはやってみたいと思っています。
 本当はでももっとすごいこと考えてるんじゃない?文部科学大臣になるとか。
税所 このプロジェクト始める前はそういう大きいことも考えていたんですよね。文部科学大臣とか、内閣総理大臣になりたいって。でもこういうことをやればやるほど、目線がミクロに落ちてきて。
 現場主義になってきたんですね。
税所 森先生は?
 教員の仕事は魅力的なので、ずっとやっていきたいです。それと、やはり教育とか音楽というものを通じて、地域が豊かになるように学校や地域で教育活動をしていきたいと思います。ちゃんと社会が回って、みんなが幸福で子どもをしっかり育てられる社会にしたいです。年をとっても幸せという社会ができればいいなと思っています。思っているだけではだめなんで、一生懸命取り組んでいきます。

海外で活動する税所さんも、沖縄の高校で教壇に立つ森先生も想いは同じ、「子どもたちに最高の授業を届けたい」「学ぶことで夢を追い続けて欲しい」ということ。沖縄に限らず日本国内でも、過疎による学校の統廃合があったり、離島地域では中学校を卒業したら島を離れないといけないという子どもたちも少なくはない。そういった子どもたちにも「最高の授業」を届けたいという熱意が伝わってくる対談であった。クリアしなければいけない課題も多く、簡単には解決できない問題ではあるが、税所さんのバイタリティ、森先生の教育にかける情熱に触れ、何かが変わっていくのではないかと大いに期待するところである。

profile

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税所 篤快 Atsuyoshi Saisho
1989年生まれ、東京都出身。早稲田大学教育学部7年目の4年生(プロジェクトのため2年休学)。ドラゴン桜「e-Education プロジェクト」代表。高校3年春の偏差値は28。そこからT進予備校の映像授業を受け、見事現役で早稲田大学に入学。自身の体験を活かし、ドラゴン桜「e-Education プロジェクト」を立ち上げた。著書に『「最高の授業」を世界の果てまで届けよう(2013年)』、『前へ! 前へ! 前へ!』(2011年)。


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森 弘逹 Hirotatsu Mori
1972年生まれ、東京都出身。昭和薬科大学附属高等学校・中学校公民科・社会科教諭。吹奏楽部顧問・ディベート部顧問を務め、九州大会や全国大会に出場し、活躍している。浦添市てだこ市民大学運営委員・講師、一般財団法人日本私学教育研究所研究員も務め、地域はもちろん、全国の教育問題について積極的に取り組んでいる。著書には、『わたしたちの「沖縄問題」』をはじめ、『解決!センター現代社会』、『ほんとうの「国語力」が身につく教科書』など多数。


ドラゴン桜「e-Education プロジェクト」プレーヤー募集中!
▼お問い合わせ、応募はこちらまで。
http://eedu.jp/join


【著書紹介】

「最高の授業」を世界の果てまで届けよう
税所篤快著/飛鳥新社
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バングラデシュ、ルワンダ、ヨルダン、ガザ地区など深刻な教師不足になやむ新興国に、インターネットやDVDを駆使して「最高の授業」を届けつづける、24歳の早大生、税所さんの奮闘が分かりやすい文章で綴られた1冊。

『大学入試 政治・経済[政治編・経済編]の点数が面白いほどとれる問題演習』
森弘逹著/中経出版
『解決!センター現代社会』
森弘逹著/Z会
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全国の大学入試問題を徹底的に分析したうえでの出題予想、最新時事や重要用語をくまなく押さえた講義が大好評。森先生の授業にかける情熱が伝わってくる問題集・参考書。