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中部農林高校 殺処分の犬を保護、セラピー犬に

2014年05月07日

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中部農林高校の熱帯資源科の生徒が、動物愛護管理センターに保護された
殺処分間近の犬を引き取り、人の治療やリハビリで活躍するセラピー犬を
育てているそうです。

中心メンバーは、セラピー犬を育成する部活動「動物介在活動チーム」の8人。
これまでは「セラピー犬の資質がある」とされる血統書付きの犬を買って
育てていたそうですが、地域の産業まつりでセラピー犬の触れ合い体験を
開いた際、客に「殺処分される犬はたくさんいるのに血統書付きを買っている」と
指摘されたのがきっかけだそうです。

昨年4月に引き取った犬は「ひまわり」と名付けられ、約1年間の訓練の末、
今年2月にセラピー犬の認定試験に合格。
生徒はひまわりを連れて小中学校へ出向き、ペットを飼う責任や命の
大切さを呼び掛けているとの事です。

県内は犬殺処分数が全国的にもワースト。
大きな問題と真摯に向きあう皆さんの姿勢に、とても感銘しました。
これからも末長く活動を続けていって欲しいと思います。

↓沖縄タイムス記事より
中農セラピー犬

↓沖縄タイムスHPより
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=66193