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もらう奨学金

2013年02月15日

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返済する必要がない給付型の奨学金制度

「もらう奨学金」。いわゆる返済する義務がない奨学金の実施は、主に大学や専門学校などが独自の制度として用意している場合が多いのが特長です。学費以外にも利用可能な給付型と入学金や授業料などを減額する減免型、卒業後に指 定の職場で働くことで返済を免除される返済免除型があります。また沖縄の学生のみを対象とした制度もあります。

返済する必要がない給付型の奨学金制度

国公立大学・私立大学に限らず多くの大学が、独自運営による奨学金制度を用意しています。大学の奨学金は給付型が多く、採用されると一括で給付されるタイプや月々固定額が給付されるタイプなど学校によりさまざまです。しかし、誰もが対象となる訳ではなく、申請者に対して成績が優秀で家庭の経済的な事情を審査の上で採用となります。ぜひチャレンジして欲しい制度です。

合格すると採用が約束される 奨学金制度

スカラシップ入試とは受験の成績によって奨学金を支給される入試制度で、試験に合格すると入学前に奨学生として確約されるのが特長です。AO入試や推薦入試ですでに合格している学生が再度一般入試を受けることでチャレンジできたりするものもあります。基本的に入試成績が基準となりますのでハードルは高くなりますが、授業料全額または半額免除を4年間受けられるなど、金額が大きいのも特長です。

多くの専門学校でも実施

決められた金額を給付される奨学金制度に対して、学費を割引てくれるのが減免制度です。対象となるのは、奨学金と同様に成績優秀な学生、推薦入試などの特定の入試受験者、スポーツ上位成績者、兄弟が同学にいる者など、学校によってさまざまなケースを設けています。専門学校でも実施している場合が多いのも特長です。現金が支給される訳ではありませんが、学費の負担軽減になるのは間違いありません。

医療・介護福祉分野の返還免除制度

人材が不足している看護師やリハビリテーションなど医療分野、介護福祉分野を目指す学生を対象とした特定分野の奨学金制度もあります。地域自治体や民間医療法人が実施しており、卒業後に実施機関が指定する病院や施設に一定期間(5年前後)勤務することで、貸与されていた奨学金の返還が免除となります。申請は進学先の学校を通して行うのが一般的ですので、医療分野・介護福祉分野への進学を目指している人は問い合わせてみましょう。

沖縄の学生のみを対象とした制度もあります

沖縄から県外に進学するには地理的に不利な沖縄の学生に対して、特別な支援制度を設けている県外 校が多数あります。沖縄からの入学者に対して無条件に給付や減免される場合が多く、支援内容も進学先によってさまざまです。学生寮や生活費用支援を設けている学校もあります。また、オープンキャンパス参加や受験の際の支援もあり、遠方からの入学希望者は優遇されるケースが多々ありますのでしっかりチェックしましょう。