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家庭の事情を配慮した奨学金

2013年05月01日

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経済的に厳しい家庭を支援する制度

県や市町村は、経済的に厳しい家庭の学生に進学費用を貸与し支援する制度を設けています。
経済的に厳しいからと進学を諦める前に、各窓口に相談してみましょう。

【母子寡婦福祉資金】

母子家庭の学生の進学を支援する制度です。
入学前に必要な費用のための「修学支度資金」と月々の奨学金に相当する「修学資金」の2種類の貸付制度があります。窓口は各市町村となります。高校在学中に申請することができますので、市役所や町村役場に早めに相談しましょう。

【生活福祉資金】(社会福祉協議会)

母子家庭以外の低所得世帯、障害者世帯、高齢者世帯の学生の進学を支援する制度です。
母子寡婦福祉資金と同様に入学前に必要な費用「入学支度費」と「教育支援費」の2種類が用意されており、相談・申請はお住まいの市町村の社会福祉協議会となります。 インターネットで「○○市社会福祉協議会」で検索すると簡単に見つかるはずです。

▶福祉分野の奨学金利用のポイント!

jijou

他にも家庭の事情に配慮した奨学金を設け支援している団体があります。
「あしなが育英会」と「交通遺児育英会」では、保護者が病気や事故、災害などにより経済的に困難な状況にある家庭に対して奨学金制度を設けています。この制度は無利子貸与の上、他の奨学金との併用も認められています。さらに、東京や大阪には月額1〜2万円程度の格安の学生寮も用意されており、多くの学生が利用しています。
両育英会とも高校在学中に予約申込が可能ですので、該当すると思われる生徒は高校の先生に相談することをおすすめします。

▶育英会の奨学金 利用のポイント!